IHの故障119番

2020年6月29日


発売当初IHは火力が弱いという情報も過去で出回っていたいたのはご存知でしょうか?
最近では問題なく火力を発揮できることが知れ渡っていて、安全な調理器具として導入する方が増えている傾向がございます。


IHは平らになっていることでお手入れが非常に楽になることや直接火を使わない加熱方式であるため、小さなお子様や高齢者の方でも安全に利用できるということが大きなメリットになります。
直接目で火を見ることがないので不具合が生じていたとしても、それに気付くことが出来ない事が多いというデメリットがございます。


天板が割れてしまったのであればすぐに気付けるのですが、出力が弱くなるなどの問題をすぐに気付けるような方はいないと思います。
IHの導入をお考えの方や実際に利用している方に向けて故障時の対処法について簡単にご案内させて頂きます。


故障時の対応


IHのような調理器具は毎日使用する設備でもありますし、小さな不具合でもすぐに気付けると考えている方が多いです。
IHは不具合が生じていても見た目上は何の問題も出ていないように見えるため、故障しているのかどうかの判断が非常に難しいです。


ランプが点滅するなど一見機器が故障してしまったと疑ってしまうような症状が出ていたとしても、IH自体には何の問題がない場合も十分にございます。


IHの故障を疑った時はまずは何が原因でその不具合が生じているのかをしっかり確認できる知識を身につけましょう。
故障のようだけど故障ではないケースと業者にすぐ連絡したほうが良いケースを紐解いていきましょう。


間違いやすいケース


以下でご案内するような症状が出た場合は故障を疑ってしまいますが、ほとんどの場合は機器には問題が出ていませんので安心です。


電源を切ったのに音が聞こえる場合
IHは電源を切ったとしても内部冷却をするために、しばらくの間ファンが回ります。
電源切ったのに異音がすると故障を疑ってしまう人もいるのですが、異常ではございません。


ラジエントヒーターが使用中に消える場合
加熱中にヒーター部分が赤くなったり、消えたりする症状を見た場合は故障を疑ってしまう人が多いのではないでしょうか。
これは機器が火力調整をしているだけですので何の問題もございません。


鍋を加熱すると異音が鳴る場合
鍋を加熱する場合は鍋底の方から異音が鳴る場合があります。
この場合はほとんどの方が故障を疑ってしまいますね?


このような症状は鍋側に問題があり、密着が悪い鉄ホーローなどの鍋・鍋底が薄いものの場合は異音が鳴ることがございます。これは故障ではありません。


故障を疑った際にはこのような理由であれば機器に問題が出ているわけではないありませんので安心してください。

修理が必要なケース


以下のようなケースは業者に連絡しましょう。
煮こぼれした後からIHクッキングヒーターの電源がつかなくなったケース


加熱時間が明らかに長くなっている、暖まらないケース
何らかの理由でIHクッキングヒーターのトッププレートが割れてしまったケース


温度調節ができなくなったケース
ラジエントヒーターが作動しなくなったケース


温度調整用の操作ダイヤルが効かなくなったケース
ロースターが動かなくなってしまったケース


このような場合はIHクッキングヒーター本体の故障と考えられますので、販売店かメーカーに連絡して修理や買い替えの相談が必要です。
保証期間内であれば無償での修理が可能です


どのような住宅設備でも一度購入すれば一生その機器が利用できるようなことはなく、使用中に故障してしまい修理や買い替えが必要になります。
このような場合は利用者として非常に心強い味方になってくれるのがメーカーや販売店による保証です。


IHの保証に関する基礎知識をご案内させて頂きます。
メーカー保証は基本1年でございます。


IHの耐用年数は一般的に10年前後とされています。
家庭によって利用頻度やお手入れ頻度が異なりますので、必ず10年以上利用できるとは断言できません。


注意点は10年以上利用することが想定されるのわりに、基本メーカー保証は1年が普通ということです。
毎日使用することを想定すると怖い気持ちがあるかもしれませんので、延長保証などへの加入も検討してみると良いでしょう。


有料延長保証


IH購入時に追加料金を支払うことで有料延長保証に加入することが可能です。
この保証はメーカーまたは販売店が行っているもので金額により保証期間が異なります。


短いもので3年間長いものになると10年間の無償修理などが受けられる保証でございます。


無料延長保証


販売店はメーカー保証とは別に販売店独自で製品の補償を行ってくれるという場合があります。保証期間は最大でも5年程度ですが非常にありがたい制度ではないでしょうか。


どのようなことまで保証してくれるのかは販売店によって全く異なりますので購入前にしっかりと確認しておきましょう。


故障時の連絡先に関してはどの保証に加入しているのかによって変わってきます。
購入して1年以内の故障であればメーカー保証が必ずついていますのでメーカーに連絡すれば対応してもらうことが可能なのは覚えておきましょう。


2年目以降でメーカー保証期間が終了していた場合にはご自身が加入している延長保証によって連絡先が変わります。
メーカーの有償延長保証に加入していればメーカーに連絡して販売店による保証であれば販売店に連絡する形で、対応の仕方がご家庭によって異なりますので注意しましょう。


故障事例と修理費用


煮こぼれなどでIHクッキングヒーターに不具合が起きたケース!
IHクッキングヒーターの天板部分には、内部に水が侵入しないようシーリングで防水処理がされております。


長く使用していればこの天板シールが劣化してしまい、煮こぼれした水分が浸水してしまうことがございます。
内部に水が浸水してしまった場合には基盤が故障してしまい電源がつかなくなる不具合が出る可能性があります。


対処としてはすぐに電源を切り濡れた部分をしっかりと拭いた後、ドライヤーなどで乾燥させましょう。しっかりと乾燥したのを確認しきちんと動作するか試さなければいけません。


それで動かなければメーカーや販売店に修理依頼をするしかない状態です。
このような場合の修理費用相場は8000円~4万円前後となります。


トッププレートが割れてしまったケース!
ガスから入れ替えしたばかりの人などに多い傾向があります。


ガスコンロと同じようにフライパンを振ってそれが天板ぶつかり割れてしまうことがあります。他にも重たい鍋を落としてしまい割れてしまう事もあります。


天板が割れてしまうと自分で修理するようなことはできませんので、すぐにメーカーか販売店に連絡し修理が必要です。
小さな亀裂でも放置して使っていると、そこから浸水が起こって内部基盤まで破損させてしまうことがあるのです。


その場合は天板の交換だけでは済まなくなりますので、修理費用も高くなってしまいます。天板の交換だけであれば8000円~3万円程度が修理費用相場です。


IHは鍋底とトッププレートが接していることで加熱ができるシステムになっており、ガスコンロとはかなり使い勝手が違ってくるということは理解しておいた方がよいです。
何も知らずにガスコンロと同じように使用してしまうと、天板を割ってしまうなどの故障を誘引してしまいます。


故障時のことを考えると何らかの延長保証への加入を推奨させて頂きます。
延長保証に加入していれば安心して利用することができるようになります。


少しでも参考にしていただけますと幸いです。


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