電気温水器の逃し弁とは?逃し弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方へ   

2021年8月14日

電気温水器の逃し弁とは?逃し弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方へ   
電気温水器を使っていると、排水管から常に水が流れていることもあるのではないでしょうか。
このようなときは、電気温水器の逃し弁から水漏れしていることがあります。

ここでは、電気温水器の逃し弁とは?逃し弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方へ、電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因と交換費用、電気温水器の逃し弁の水漏れで水道代が高くなったときの減免申請の方法、古い電気温水器はエコキュートに交換するのがおすすめについてご紹介します。
電気温水器の逃し弁とは?逃し弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方へ   
■電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因と交換費用

電気温水器において、逃し弁から絶えず水漏れしている、逃し弁から水がチョロチョロ漏れているというようなトラブルは、非常に多いものの一つです。
しかし、このようなトラブルは必ずしも電気温水器の要因ではないこともあります。
急いで電気温水器の修理業者に連絡したが、電気温水器のトラブルではないと修理業者からいわれて、修理していないにも関わらず出張点検料を請求されたというようなことにならないように、冷静になって今一度トラブルの状況を調べてみましょう。
そして、逃し弁が電気温水器に内蔵されているタイプのときはメーカーの保証になりますが、電気温水器の外に取り付けされているタイプのときはメーカーの保証にならないということも把握しておきましょう。
ここでは、電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因と交換費用についてご紹介します。

●逃し弁とは?

基本的に、電気温水器は逃し弁と減圧弁を使っています。
逃し弁と減圧弁としては、電気温水器に内蔵されているタイプ、電気温水器の外に取り付けしているタイプがあります。
逃し弁と減圧弁は電気温水器の貯湯タンクの圧力を逃がすために必要なものであり、これが無ければ電気温水器の貯湯タンクが変形したりすることがあります。
逃し弁は、電気温水器の貯湯タンクの圧力が高くなると安全を守るために圧力を逃します。
一方、減圧弁は、安全を守るために水道水の圧力を下げます。
逃し弁や減圧弁のトラブルが発生すると、圧力が必要以上に高くなったり、圧力が高くないにも関わらず作動したりするようになって逃し弁から水漏れが発生することがあります。

●電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因

ここでは、電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因についてご紹介します。
基本的に、電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因としては、逃し弁のトラブル、減圧弁のトラブル、それぞれの混合水栓からの水の逆流が考えられます。
電気温水器は、先にご紹介したように、貯湯タンクの圧力が高くなったときに圧力を逃がすための逃し弁と、水道水の圧力を下げるための減圧弁が必要になります。
逃し弁のトラブルが発生すると、本来であれば高い圧力のときだけ開くものが開いたままになっていることが多くあります。
一方、減圧弁のトラブルが発生すると、正しい水道水の圧力まで下げることができなくて、圧力が高いために逃し弁が開いていることが考えられます。
このようなトラブルは、基本的に電気温水器のものです。
正しくは、電気温水器にも本体に逃し弁と減圧弁が内蔵されているタイプや外付けされているタイプもあるため少し面倒ですが、いずれにしても電気温水器のメーカーや近くの修理業者に連絡すると対応してくれるでしょう。
しかし、電気温水器のメーカーのときは、明後日の夕方の訪問になりますというようにいわれることもあるため、近くの修理業者に頼んでも問題ありません。
しかし、混合水栓のどこかからか水が逆流しているようなケースは非常に面倒です。
混合水栓のレバータイプで片手でお湯と水が混合できるタイプのときは、何らかの要因で水がお湯側の回路に入り込むことが発生して、電気温水器やこれ以外の水栓に影響を及ぼすことがあります。
このときは、要因になっている混合水栓を修理する必要があります。
電気温水器のメーカーの修理業者は基本的に混合水栓を修理しないため、このようなときは近くの修理業者に頼むのがおすすめです。
当然ですが、直接混合水栓のメーカーに頼むのがいいでしょうが、基本的に逃し弁からの水漏れがどのような要因かを判断することは困難であったりもします。
つまり、逃し弁からの水漏れのときは、次のような対応になります。
電気温水器に内蔵されている逃し弁のトラブルが発生したときは、電気温水器のメーカーに連絡します。
電気温水器の外付けの逃し弁のトラブルが発生したときは、近くの修理業者に連絡します。
混合水栓からの水が逆流したときは、混合水栓のメーカーあるいは近くの修理業者に連絡します。

・混合水栓からの水の逆流とは?
それぞれの混合水栓には、逆止弁(チャッキ弁)という部品がお湯や水の逆流を防止するために設けられていますが、これが経年劣化によって壊れることがあります。
これが壊れることによって、本来であれば水栓の出口に出るはずのお湯や水が、電気温水器側に逆流することがあります。
減圧弁が電気温水器の入り口には内蔵されており、ほとんど水道水の圧力を下げています。
そのため、電気温水器を使っているときは、水道水の圧力よりお湯や水の圧力が低いということが多くあります。
電気温水器はトラブルが発生していないにも関わらず、混合水栓からの逆流によって逃し弁から水漏れしているときは、次のようになっているときが多くあります。
混合水栓の中でお湯側に水が入り込んで、圧力は水の方が強いためにお湯を押し出します。
押し出されるお湯は、電気温水器まで押し出されて、逃し弁から流れ出ます。
そのため、一見すれば逃し弁からの水漏れのように見えます。
この他にも、洗濯用水栓からの逆流があります。
洗濯機に接続しているレバータイプの水栓は、洗濯するときに水栓をいちいち開けなくていいように、水栓は開けたままにして水道水を洗濯機側の電源入り切りで制御しています。
このようなときは、水が洗濯用水栓から逆流していないかをまずチェックしましょう。
洗濯機を使っている多くの家庭は、水栓をいちいち開けたり閉めたりしないで、水を洗濯機側で止めていることが多くあります。
このときは、洗濯用水栓のレバーがお湯と水が混じる中間の状態になっていれば、水がお湯側に流れる現象が発生します。
そのため、電気温水器の逃し弁から水が絶え間なく漏れるようになります。

・電気温水器のトラブルか逆流かのチェック方法
同じ電気温水器の逃し弁からの水漏れでも、要因が電気温水器のトラブルであったり、混合水栓のトラブルであったりすれば、どちらの要因かよくわからないでしょう。
ここでは、電気温水器のトラブルか逆流かのチェック方法についてご紹介します。
電気温水器のトラブルか逆流かのチェック方法は、一旦電気温水器への給水を止めることです。
ほとんどの現場では、電気温水器に接続されている給水配管には止水栓が設けられています。
この止水栓を閉めて電気温水器に給水されない状態、つまり水栓を家の中で開ければお湯は出ないが水は出るような状態にします。
このような状態で逃し弁からの水漏れが止まれば電気温水器のトラブル、水漏れが止まらなければ混合水栓からの逆流になります。
なお、止水栓を閉めても実際にはこの止水栓が壊れており、きちんと水が止まらないようなときは、この限りではありません。

●電気温水器の逃し弁から水漏れするときの交換費用

もし電気温水器側の要因であれば、多くのケースは逃し弁あるいは減圧弁のトラブルになりますが、基本的にいずれの要因でも交換するのが基本です。
例えば、車のテールランプをイメージしてみるとよくわかります。
車の片方のテールランプが切れると、もう一方のテールランプがすぐに切れることがイメージできるでしょう。
電気温水器の逃し弁と減圧弁の関係も同じようなものであるため、ほとんどのときは一緒に交換する必要があるでしょう。
このときの費用は、逃し弁と減圧弁の部品代がメーカー純正品のときは約10,000円弱、作業料が10,000円~15,000円、出張料をプラスすると、だいたい30,000円程度になるときが多くあります。
なお、逃し弁と減圧弁が電気温水器に内蔵されているときは、もしこの部品を交換してからしばらくして他の部品のトラブルが発生して電気温水器の本体を交換するようになれば、当然ですが、逃し弁と減圧弁は新しくても次の電気温水器でも使うことはできません。
電気温水器自体をある程度の年数使っており、逃し弁と減圧弁が内蔵されているときは、部品の交換ではなく本体の交換も検討する方がいいでしょう。

●電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因と交換費用のまとめ

逃し弁からの水漏れは、電気温水器のトラブルとしては非常に多いものの一つです。
水道代の請求が高くなって初めてわかったというようなケースも多くあります。
屋外に電気温水器を設置しているときは、定期的に逃し弁からの水漏れが発生していないかチェックしましょう。
電気温水器の逃し弁とは?逃し弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方へ   
■電気温水器の逃し弁の水漏れで水道代が高くなったときの減免申請の方法

水道代の請求額が高額な身に覚えのないものであったときは、電気温水器の逃し弁の水漏れが要因かもしれません。
そして、このようなときは、水道代の減免申請ができるかもしれません。
ここでは、電気温水器の逃し弁の水漏れで水道代が高くなったときの減免申請の方法についてご紹介します。

●基本的に水漏れした分の水道代も支払う

水道水を使った量は全くいつもの月と同じであるにも関わらず、それまで見たこともないような水道代の高額な請求に驚くようなこともあるのではないでしょうか。
このようなときは、漏水をまず疑いましょう。
漏水が発生していれば、水道代がいつもの月であれば5,000円や6,000円のときでも、20,000円や30,000円になりかねません。
水栓を閉めているのに水が漏れるようなときは、すぐに処置することによって最小限に被害が抑えられます。
しかし、水漏れがわかりにくいわずかなときは見つかるのが遅くなって、高額な水道代の請求によって初めてわかることもあります。
水漏れ箇所としては、電気温水器の逃し弁があります。
電気温水器でお湯を沸かしていないときでも、お湯が逃し弁から常に漏れているときは、逃し弁のトラブルが考えられます。
このときは、電気温水器の逃し弁にゴミが詰まって漏れているときもあります。
そのため、まず電気温水器の逃し弁の点検カバーを開けて、逃し弁のレバーを上げたり下げたりしましょう 。
逃し弁のゴミ詰まりであれば、水漏れが止まることがあります。
これでも逃し弁からの水漏れが止まらないときは、逃し弁のトラブルが考えられるため、業者に頼んで点検してもらいましょう。
また、電気温水器以外の水漏れ箇所としては、トイレタンクなどがあります。
トイレタンクの中を見て、微妙な水面の揺れがあれば、わずかな水の流れがそこにあるため、これが水漏れに間違いなく繋がっているでしょう。
特に、トイレタンクの中は、給水を浮き球によって止めたりするようになっています。
この浮き球が、水漏れに関係している可能性が大きくなります。
特に、よくあるケースとしては、浮き球の根元の箇所のパッキンの劣化などがあります。
水道代が普通の月であれば5,000円くらいであるにも関わらず、わずかに水面が揺れるくらいの水漏れでも、水道代が月に数万円の請求になるときがあります。
そして、水回りの水道設備の水道管や電気温水器、トイレなどについては、責任を持って使っている人が管理する必要があります。
そのため、もし水漏れなどが発生しても、基本的に水道メーターで計った水量についての水道代は使っている人が支払う必要があります。

●管理区分が水漏れの箇所によって違う

水道については管理区分があり、水漏れした箇所によってこの管理区分は違ってきます。
具体的な管理区分としては、使っている人が行うものと、水道局が行うものがあります。
使っている人のときは、修理を水道工事事業者に頼むようになります。
では、管理区分がわかれる境界とは具体的にどのようなところでしょうか?
具体的には、道路の水道管からそれぞれの家庭の水道メーターの間にある止水栓が境界になります。
止水栓はいくつもあり、管理区分が最も道路側のものを境界にして決まっています。
最も道路側のものは、第一止水栓といいます。
水道局の管理区分は、第一止水栓から道路側になっています。
そして、第一止水栓から住宅側が、使っている人の管理区分になっています。
そのため、使っている人の管理区分での水漏れは、それぞれの市町村が指定する水道工事事業者に修理を頼むようになります。
多くの水漏れは、住宅内の水回りで発生するときが多くあります。
しかし、このときでも水道局に問い合わせれば、チェックするところも含めてどのようにすればいいか教えてくれます。
電気温水器の水漏れであれば、電気温水器を設置した業者に連絡しましょう。
また、定期的に地域を巡回している水道工事事業者に連絡するのもおすすめです。
住んでいる市町村が指定する水道工事事業者であることが大切です。

●水道代を減免申請する方法

使っている人が管理している水道設備において、水道メーターで計った水量に水漏れした分が含まれていても、基本的にその水量についての水道代は使った人が支払う必要があります。
しかし、見えない箇所の漏水、例えば、露出していない壁の中や土の中などでの水漏れについては、使っている人が適切に管理していても、水漏れを見つけるのは困難です。
そのため、水道代の高額な請求があって初めて水漏れがわかることもあります。
そのため、一定基準などの条件のもとに、水漏れした分を含む一部の水量を減量して、水道代の減額が受けられる制度があります。
なお、適用期間が水道代の減額申請にはあります。
この適用期間は住んでいるところによって違うため、住んでいる市町村のホームページなどでチェックしてください。
また、減額申請の条件としては、水漏れの修理が終わっていることがあります。
水漏れの修理が終わると、管轄している水道局が発行している漏水減額申請書に必要な事項を書いて、漏水の修理の領収書や請求書などをメモして添付して、住んでいるところの水道局に郵送したり直接持っていったりして提出します。
なお、住んでいるところによって、提出するところは違うことがあります。

●指定工事店が減免申請を行うところもある

水漏れによって水道代が高額になったときは、要因を速やかに調べて、水漏れした箇所を修理する必要があります。
宅地内でも、使っている人が水道設備を管理する必要があるため、使っている人が水道工事業者に頼んで水漏れした箇所を修理する必要があります。
なお、水道工事業者としては、管轄している水道局が指定しているところに頼む必要があります。
水漏れの修理が終わると、減免申請を提出しますが、地域の水道局によって減免申請の取り扱い方法が違っています。
例えば、横浜市などでは、基本的に使っている人が減免申請を行う必要があります。
しかし、別のところでは、水道局が指定している水道工事店が減免申請を行うようになっています。
使っている人か水道工事店のいずれかが減免申請を行うことが多いため、前もって誰が減免申請を行うかは管轄している水道局に問い合わせておきましょう。
書類が不備なときは再度減額申請を行うといいでしょうが、減免申請は修理した箇所によっては却下されることがあります。
例えば、トイレタンクの中などのようにチェックが普段必要な箇所の水漏れについては減免申請ができません。
基本的に、壁の中や土の中などの見つけるのが困難なところに限定されます。

●電気温水器の逃し弁の水漏れで水道代が高くなったときの減免申請の方法のまとめ

減免申請は、水漏れによって多くなったとされる全ての水量が減量になるものではありません。
使っている人も、水漏れによって多くなったと考えられる一部を負担するようになります。
また、水漏れを修理した全ての費用が補助されるものでもありません。
減免申請は、それぞれの市町村によって方法が違っています。
減免申請は、使っている人か指定水道工事店のいずれかが行います。
基本的に、減免申請は管理しにくくて見えにくい箇所の漏水について提出できます。
このことについては、水道工事店に問い合わせると親切に教えてくれるでしょう。
いずれにしても、水漏れの修理をしたという領収書や請求書というような書類が必要になるため、水道工事店に減免申請については頼るようになります。
電気温水器の逃し弁とは?逃し弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方へ   
■古い電気温水器はエコキュートに交換するのがおすすめ

古い電気温水器の交換のときは、電気温水器とエコキュートのどちらがいいか迷うでしょう。
ここでは、エコキュートとは?電気温水器とエコキュートの違い、電気温水器とエコキュートのどちらがおすすめか?についてご紹介します。

●エコキュートとは?

エコキュートというのは、二酸化炭素を熱を移動させるために必要な冷媒に効率良く大気中の熱を集めるヒートポンプの技術を使った給湯器で、エアコンの室外機のようなヒートポンプユニットが大気の熱を吸収して、この熱を利用することによってお湯を沸かします。
大気の熱を利用するため、お湯を省エネルギーで沸かすことができます。
また、冷媒に二酸化炭素を使っているため、地球環境に対してフロンガスのように害を及ぼすことはありません。

●電気温水器とエコキュートの違い

ここでは、電気温水器とエコキュートの違いについてご紹介します。

・お湯の沸かし方
エネルギー源が電気であることは、電気温水器とエコキュートに共通していますが、大きくお湯を沸かす方法は違っています。
電気温水器は、本体に内蔵したヒーターが電気を熱に変えてお湯を沸かします。
さらに、お湯の沸かし方としては、瞬間式と貯湯式があります。
瞬間式の電気温水器は、管を水が通るときに加熱しながらお湯を沸かす仕組みで、貯湯タンクが必要なくお湯切れもありません。
しかし、貯湯式の電気温水器のように節電できるメリットがありません。
貯湯式の電気温水器は、ヒーターで加熱したお湯を貯湯タンクの中で貯めて保温する仕組みで、安い電気料金の夜間にお湯を沸かして昼間にこのお湯を使うことによって節電できるメリットがあります。
しかし、貯湯タンクが必要であることやお湯切れが発生するデメリットがあります。
一方、エコキュートは、大気中の熱を利用してヒートポンプユニットでお湯を沸かすため、電気温水器よりも少ない電力でお湯を沸かすことができます。
また、基本的にエコキュートは貯湯式だけになります。

・機能
機能については電気温水器とエコキュートで大きく違わなく、同じように給湯専用タイプ、オートタイプ、フルオートタイプがあります。
給湯専用タイプは、水栓かからの給湯だけです。
オートタイプは、お湯はり、足し湯などが自動でできます。
フルオートタイプは、お湯はり、足し湯、追いだきなどが自動でできます。

・電気代
お湯の沸かし方が電気温水器とエコキュートは違うため、エコキュートの方が少ない電力でお湯を沸かすことができます。
普通の家庭では、電気温水器の電気代は1月あたり約3,000円とされており、エコキュートの電気代は1月あたり約1,000円であり、電気温水器の約1/3になるといわれています。

・本体の価格
本体の価格はメーカーや機種によって大きく違っていますが、電気温水器よりもエコキュートは2倍程度になるとされています。
しかし、エコキュートは電気温水器の約1/3の電気代になることを考慮すれば、エコキュートの方が長期的にはお得であるといえます。
一方、電気温水器とエコキュートは、10年間くらいの寿命であるとされています。
10年間の電気代としては、電気温水器が約3,000円×12ヶ月×10年間の約360,000円ですが、エコキュートが約1,000円×12ヶ月×10年間の約120,000円であり、約240,000円もエコキュートの方がお得になります。

・設置スペース
電気温水器は本体だけの設置スペースが必要ですが、エコキュートはヒートポンプユニットが必要であるため、設置スペースはより広く必要になります。
さらに、瞬間式の電気温水器は貯湯タンクがないため、エコキュートよりも設置スペースがさらに小さくなります。
そのため、前もって電気温水器とエコキュートの設置スペースを検討する必要があります。

・運転音
一般的に、エコキュートの運転音は40dBくらいで、深夜の住宅地や図書館の館内くらいの騒音とされています。
しかし、低周波音がヒートポンプユニットから発生します。
人の耳には低周波音は感じにくいといわれていますが、揺れが建物と共振して発生したり、夜間にエコキュートが運転したりするため、一部の人には運転音が気になるようです。
一方、ヒートポンプユニットが電気温水器はないため低周波音は発生しません。
そのため、エコキュートは設置方法や設置場所を考える必要があるでしょう。

●電気温水器とエコキュートのどちらがおすすめか?

電気温水器とエコキュートのどちらがおすすめかは、いろいろな条件によって違ってきます。
エコキュートは、イニシャルコストが高くなりますが、長期的な価格メリットがあるでしょう。
一方、電気温水器は設置スペースが小さいことや運転音の心配がないこと、お湯切れの心配が瞬間式はないことなどのメリットがあります。
どのようなことを重要視するか、前もって設置スペースがあるかなどを検討しておくことによっていい選択ができるでしょう。

●古い電気温水器はエコキュートに交換するのがおすすめのまとめ

古い電気温水器は、長期的に見れば価格メリットがあるためエコキュートに交換するのがおすすめです。
業者によっては、エコキュートの設置まで、業界最安値にチャレンジしているようなところもあるようです。
問い合わせすると、現地調査を行って見積もりを希望に沿った内容で提示してくれるため、設置場所などについて心配なことについても、業者のスタッフに気軽に相談しましょう。
まずは無料の見積りを気軽に申し込みましょう。
電気温水器の逃し弁とは?逃し弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方へ   
■まとめ

ここでは、電気温水器の逃し弁とは?逃し弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方へ、電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因と交換費用、電気温水器の逃し弁の水漏れで水道代が高くなったときの減免申請の方法、古い電気温水器はエコキュートに交換するのがおすすめについてご紹介しました。

逃し弁は、電気温水器の貯湯タンクの圧力が高くならないように圧力を逃します。

電気温水器の逃し弁から水漏れするときの要因は、逃し弁のトラブル、減圧弁のトラブル、それぞれの混合水栓からの水の逆流が考えられます。

電気温水器の逃し弁とは?逃がし弁から水漏れ?逃し弁の交換費用が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら
みずほ住設のフリーダイヤルまで
お気軽にご連絡ください!
☎️0120-944-356
info@mizuho-jyusetu.com
http://mizuho-jyusetu.com


PAGE
-TOP