床暖房対応のガス給湯器をお探しの方へ

2021年10月2日

床暖房対応のガス給湯器をお探しの方へ
マイホームを新築するためにガス給湯器を使って床暖房をしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、床暖房対応のガス給湯器をお探しの方へ、床暖房のメリット、床暖房対応のガス給湯器の選び方、オール電化住宅の床暖房はエコキュートがおすすめについてご紹介します。
床暖房対応のガス給湯器をお探しの方へ
■床暖房のメリット・デメリット

ガス給湯器を交換するのであれば、床暖房対応のものを検討するのがおすすめです。
ここでは、床暖房のメリット・デメリットについてご紹介します。

●床暖房とは?

床暖房というのは、床を冬のシーズンに温めることによって頭寒足熱の足は暖かく頭は涼しい快適な状態になる暖房器です。
床暖房の方式としては、大きく分類すると温水式と電気ヒーター式があります。
温水式の床暖房は、床下に給湯器などで沸かしたお湯を循環して部屋を暖めるものです。
給湯器によって、エネルギー源として灯油、ガス、電気のいずれを使うかが違います。
電気ヒーター式は、床下に電熱線をパネル状に張ったもので、それほど施工そのものは困難ではありません。

●床暖房のメリット

ここでは、床暖房のメリットについてご紹介します。

・メンテナンスが必要ない
暖房機としてエアコンを使うときは、メンテナンスが定期的に必要です。
電気ストーブ、電気ヒーター、ホットカーペットなどは、収納するところが必要になります。
しかし、床暖房はメンテナンスが必要ないことが多く、別の暖房機に比較すると耐用年数も長くなります。
収納する場所は、電気ストーブなどと違って必要ありません。
これは、大きなメリットになるでしょう。

・全体的に部屋が温まる
床暖房は熱が床全体に行き届くため、全体的に部屋が温まります。
エアコンの暖房であれば足元が寒くて頭のみが暖かい、ホットカーペットであれば敷いているところのみ暖かいことがありますが、床暖房であれば部屋のどこでも快適です。

・乾きにくい
床暖房のメリットは、温風が出ないため、部屋だけでなく、肌も乾きにくいということがあります。
これ以外にも、ホコリが目に付きにくい、きれいに空気が維持できることも、床暖房は温風が発生しないためでしょう。

・ランニングコストが温水式であれば安い
床暖房を使うために月々かかる光熱費、つまりランニングコストは、温水式のものであれば安くなります。

●床暖房のデメリット

ここでは、床暖房のデメリットについてご紹介します。

・イニシャルコストが高くなる
床下の工事を行うため、どうしてもイニシャルコストが高くなります。
イニシャルコストは工事する面積によっても違うため、居住スタイルの将来的なものを考えて床暖房を選びましょう。

・温まるまでに時間が少しかかる
エアコンの暖房などに比較して、床暖房は運転してから全体的に部屋が温まるまでに時間が少しかかります。
そのため、部屋をすぐに暖めたいときはデメリットでしょう。
しかし、タイマー機能が床暖房にはあります。
タイマーをセットして暖かくしたい時間に応じて床暖房が運転するようにすると、この問題は無くなります。
床暖房は、従来の暖房器のデメリットをカバーするいろいろなメリットがあります。
デメリットももちろんありますが、利用方法を考えるとカバーすることができます。
住宅のリフォームやガス給湯器の交換のときには、床暖房も一緒に検討してみましょう。
床暖房対応のガス給湯器をお探しの方へ
■床暖房対応のガス給湯器の選び方

昨今は、床暖房対応のガス給湯器の設置が新築住宅やアパート・マンションで多くなっています。
ライフスタイルが変わると同時に、浴室暖房や床暖房などのように住宅全体を暖房する快適な暮らしを希望するようになっています。
このような快適な暮らしをサポートするのが床暖房対応のガス給湯器です。
しかし、万一床暖房対応のガス給湯器にトラブルが発生して交換するときには、床暖房対応のガス給湯器はどのような性能のものがいいか?床暖房対応のガス給湯器と普通のガス給湯器はどのような違いがあるか?などわからないことが多く、実際に選ぶことができないのではないでしょうか。
ここでは、床暖房対応のガス給湯器の選び方についてご紹介します。

●床暖房対応のガス給湯器の種類

床暖房は、足元から沸かした温水を使って暖めるものです。
では、温水はどこで作られるのでしょうか?
温水が作られるのは、床暖房対応のガス給湯器です。
床暖房対応のガス給湯器の種類としては、次のようなものがあります。

・ガスふろ給湯暖房用熱源機
ガスふろ給湯暖房用熱源機は、給湯、自動湯はり、追いだき、暖房の機能が搭載されているタイプです。

・ガス給湯暖房用熱源機
ガス給湯暖房用熱源機は、給湯、暖房の機能が搭載されているタイプです。

・ガス暖房専用熱源機
ガス暖房専用熱源機は、暖房の機能だけが搭載されているタイプです。

このように、搭載されている機能がそれぞれの床暖房対応のガス給湯器は違っていますが、いずれの床暖房対応のガス給湯器も床暖房を使うために必要な暖房の機能が搭載されています。
なお、ガス暖房専用熱源機の一部は床暖房を使うことができません。

●床暖房対応のガス給湯器と普通のガス給湯器の違い

床暖房対応のガス給湯器と普通のガス給湯器はどのような違いがあるか、ユーザーとしてわからないこともあるでしょうが、ガス業界においては、床暖房対応のガス給湯器と普通のガス給湯器を次のように区別しています。
床暖房対応のガス給湯器は、沸かして作った温水を浴室暖房機や床暖房などに循環するものです。
また、床暖房対応のガス給湯器は温水暖房の機能だけでなく、給湯、自動湯はりなどの機能が搭載されているものが多くあり、このようなものはガス給湯暖房用熱源機、ガスふろ給湯暖房用熱源機などといわれています。
普通のガス給湯器は、台所やお風呂など、お湯を給湯栓から出すために使うものです。

●ガス温水式床暖房

ガス温水式暖房というのは、暖房用のポンプで床暖房対応のガス給湯器で沸かした温水を送って、床暖房のパイプを通じて循環しながら、この熱を使って暖房するものです。
ガス温水式は、床暖房だけでなく、幅広く簡易温水マット、浴室暖房機、パネルヒーターなどに使われています。
ガス温水式の暖房は、次のようなメリットがあります。
早く立ち上がる
床面をむらなく暖める
温度が上がり過ぎないため低温やけどの不安が少ない
ふく射熱で足元のみでなく全体的に部屋を暖める
ランニングコストが電気よりも安い

●既設の住宅に床暖房が設置できるか?

床暖房を現在住んでいる住宅に設置したいと思っている方もいるでしょうが、床暖房を設置することもできます。
床暖房を設置する方法としては、直接床の上に設置する方法、床を剥がして設置する方法があります。
直接床の上に床暖房を設置する方法は、リフォームの簡易的なものとして作業は1日間~2日間くらいで終わります。
安い費用で設置できますが、床が従来よりも1cmくらい高くなるため、段差を別のところと無くすための工事が必要になることがあります。
また、床を剥がして床暖房を設置する方法は、工程によっても違いますが、作業は3日間~4日間はかかると考えておきましょう。
費用は床を剥がすために高くなりますが、床の高さは同じであり、床暖房に必要な断熱材を施工することもできるため保温効率が良くなります。
なお、分譲マンションのときは、床暖房ができるかマンションの管理規約をチェックする必要があります。
また、賃貸住宅のときは、物件管理者の大家などに相談する必要があります。

●床暖房対応のガス給湯器の交換の流れ

一般的な床暖房対応のガス給湯器の交換の流れとしては、ガス給湯器の交換の業者への依頼、現場調査、見積もり、注文、交換工事になります。
交換する期間としては、最短では即日、最長でも1週間くらいです。
なお、交換する期間については、頼む業者に問い合わせしてください。

●床暖房対応のガス給湯器の選び方

床暖房対応のガス給湯器は種類が多くあるため、既設の床暖房に対応している、あるいは別に使っている機能が利用できるものを選ぶ必要があります。
なお、床暖房対応のガス給湯器の性能が違っても、床暖房の暖房効率は同じです。
ここでは、床暖房対応のガス給湯器の選び方についてご紹介します。

・床暖房などの暖房端末器の数をチェックする
床暖房対応のガス給湯器は、メーカーに関係なく1温度と2温度のものがあります。
1温度というのは、高温の1温度のみの暖房温水があり、床暖房は使っていないが浴室暖房乾燥機を使っているユーザー向けになります。
なお、高温の温水を浴室暖房乾燥機は使っています。
一方、2温度というのは、高温と低温の2温度の暖房温水があり、床暖房と浴室暖房乾燥機の両方を使っているユーザー向けになります。
なお、床暖房は低温の温水を使って、浴室暖房乾燥機は高温の温水を使います。
ここでは、リンナイとノーリツの床暖房対応のガス給湯器についてご紹介します。
リンナイの床暖房対応のガス給湯器は、2-1、2-3、2-6が型番の後に表示されています。
最初の数字の2は高温と低温の2温度を表示し、この後の数字の1、3、6は最大の暖房端末器の接続できる系統数を表示しています。
1のときは1つの暖房端末器、6のときは6つの暖房端末器が接続できることになります。
また、1温度のときは、型番に全く表示されません。
リンナイの床暖房対応のガス給湯器の型番の表示例としては、次のようになります。
1温度のときはRUFH-TE2405AW(型番の後に全く表示がない)
2温度のときはRUFH-E2406AW2-6(型番の後に2温度の6系統の表示がある)
ノーリツの床暖房対応のガス給湯器は、D、3H、6Hが型番の後に表示されています。
2温度のときは、D、3H、6Hが型番の後に表示されており、最大の暖房端末器の接続できる系統数としてDは1系統、3Hは3系統、6Hは6系統を表示しています。
また、1温度のときは、型番に全く表示されません。
ノーリツの床暖房対応のガス給湯器の型番の表示例としては、次のようになります。
1温度のときはGTH-C2460AW BL(型番の後に全く表示がない)
2温度のときはGTH-C2460AW3H BL(型番の後に2温度の3系統の3Hの表示がある)
床暖房を使っているときは、使っている暖房端末器の数をチェックして、必要な系統数にあった床暖房対応のガス給湯器を選びます。
しかし、1温度の床暖房対応のガス給湯器は床暖房が使えないものがあるため注意する必要があります。
もし心配なときは、現在使っている床暖房対応のガス給湯器に貼っているシールに表示されている型番をチェックして、温度が同じで系統数が同じものを選ぶようにしてください。
なお、ガス会社のオリジナルのブランドネームを持っている東京ガスや大阪ガスなどの床暖房対応のガス給湯器の製造元は、ガス給湯器メーカーのリンナイやノーリツなどで、このような商品は2つの型番が表示されています。
例えば、東京ガスのときは、TES (Tokyo Gas Eco Systemの略)とガス温水システムのことをいいます。
TESの床暖房対応のガス給湯器は2つの型番がありますが、温度と系統数はシールの上から2番目に表示されているガス給湯器のメーカーの型番でチェックすることができます。
また、現在使っているのがTESの床暖房対応のガス給湯器でも、TESではない床暖房対応のガス給湯器に交換することもできます。

・床暖房対応のガス給湯器の種類を選ぶ
先にご紹介したように、床暖房対応のガス給湯器としては種類が3つあります。
ガスふろ給湯暖房用熱源機は、給湯、お風呂の自動湯はり、自動追いだきなどと、暖房の機能が搭載されています。
お風呂の機能としては、オートタイプとフルオートタイプがあります。
オートタイプは、給湯、お風呂の自動湯はり、自動追いだき、自動保温ができます。
フルオートタイプは、給湯、お風呂の自動湯はり、自動追いだき、自動保温、自動足し湯、追いだき配管洗浄ができます。
ガス給湯暖房用熱源機は、給湯、暖房の機能が搭載されています。
ガス暖房専用熱源機は、暖房の機能だけが搭載されています。
床暖房対応のガス給湯器の種類としては、現在のライフスタイルに応じて選ぶのがおすすめです。
号数は、1分間に水温より25℃高い温度のお湯を出すことができる給湯能力です。
一般的に、家庭用のガス給湯器の号数としては16号、20号、24号があり、大きい号数になるほど多くのお湯を一度に使うことができます。
例えば、16号のガス給湯器のときは、1分間に水温より25℃高い温度のお湯を16L出すことができます。
ガス給湯器の号数は、お湯の使い方や家族数からそれぞれの家庭に適したものを選びましょう。
ガス給湯器の号数と家族数の目安としては、次のようになります。
16号のガス給湯器は家族数が1人~2人、20号のガス給湯器は家族数が2人~3人、24号のガス給湯器は家族数が3人~4人です。
設置場所は、基本的に現在と同じところにします。
また、屋内設置タイプの床暖房対応のガス給湯器や集合住宅のマンションなどのPS(パイプシャフト)内に設置している床暖房対応のガス給湯器は、既設と給排気方式が同じのものを選ぶ必要があります。

●床暖房対応のガス給湯器の本体価格の相場

ここでは、床暖房対応のガス給湯器の本体価格の相場として、従来型ガス給湯器とエコジョーズについてご紹介します。
なお、床暖房対応のガス給湯器の本体価格の相場は業者によって違いますが、メーカー希望小売価格の4割~5割引になっています。

・床暖房対応の従来型ガス給湯器の本体価格の相場
ふろ給湯暖房(オートタイプ)は、16号が120,000円~170,000円、20号が130,000円~180,000円、24号が130,000円~190,000円です。
ふろ給湯暖房(フルオートタイプ)は、16号が130,000円~180,000円、20号が150,000円~200,000円、24号が160,000円~220,000円です。
給湯暖房は、16号が110,000円~160,000円、20号が120,000円~170,000円、24号が140,000円~200,000円です。
暖房専用は、70,000円~170,000円です。
・床暖房対応のエコジョーズの本体価格の相場
ふろ給湯暖房(オートタイプ)は、16号が130,000円~200,000円、20号が130,000円~200,000円、24号が140,000円~220,000円です。
ふろ給湯暖房(オートタイプ)は、16号が130,000円~200,000円、20号が130,000円~200,000円、24号が140,000円~220,000円です。
ふろ給湯暖房(フルオートタイプ)は、16号が140,000円~230,000円、20号が150,000円~250,000円、24号が160,000円~260,000円です。
給湯暖房は、16号が120,000円~180,000円、24号が140,000円~200,000円です。
床暖房対応のガス給湯器をお探しの方へ
■オール電化住宅の床暖房はエコキュートがおすすめ

オール電化住宅は、光熱費が低減できるのみでなく、エコにも貢献できるためサポートされています。
物件を住宅設備で選ぶとき、あるいはリフォームなどのときには、床暖房はどのタイプのものがいいか迷うこともあるのではないでしょうか。
オール電化住宅のときは、相性が温水式の床暖房と合うといわれています。
ここでは、オール電化住宅の床暖房はエコキュートがおすすめについてご紹介します。

●床暖房は大きく分類すると種類が2つある

床暖房の代表的な種類としては、電気ヒーター式と温水式があります。
ここでは、電気ヒーター式と温水式の床暖房の特徴についてご紹介します。

・電気ヒーター式の床暖房の特徴
電気ヒーター式の床暖房は、電気を使って暖めるものです。
発熱体あるいは蓄熱体を床材のすぐ下に設置して、電気をここに流すことで加熱します。
電気ヒーター式の床暖房のメリットとしては、時間が暖まるまでに短く、暖房効果が素早く感じられる、設置が狭いスペースでもできることがあります。
一方、電気ヒーター式の床暖房のデメリットとしては、低温火傷になる可能性がある、温度ムラが発生しやすいことがあります。

・温水式の床暖房の特徴
温水式の床暖房は、床暖房を設置したいところにパイプを通して、パイプに温水を流すことで部屋を床下から暖めるものです。

●オール電化住宅は相性が温水式の床暖房と合う

床暖房を全てのエネルギーを電気で賄うオール電化住宅に導入するときは、温水式の床暖房で、特に熱源が電気のタイプの相性が合うとされています。
では、多くのメリットが電気ヒーター式の床暖房にあるにも関わらず、どうして温水式の床暖房の方が相性が合うのでしょうか?
というのは、温水式の床暖房は高い電気料金になる時間帯に床暖房が電気を使わないで利用できるためです。

・エコキュートの床暖房、ヒートポンプ式の床暖房はメリットが大きい
温水式の床暖房は、熱源によってタイプがさらに細かくわけられます。
オール電化住宅のときは、電気が熱源のエコキュートの床暖房、ヒートポンプ式の床暖房を選ぶことによって、メリットがより大きくなります。
エコキュートの床暖房は、床下に設置したパイプにエコキュートで沸かした温水を流して暖房するものです。
一方、ヒートポンプ式の床暖房は、エコキュートの床暖房と仕組み自体は同じですが、暖房の機能だけがあり給湯の機能がないものです。
オール電化住宅を今から始めるときは、エコキュートの床暖房がおすすめです。
というのは、最初から機能が多く搭載されているエコキュートを設置することによって床暖房が使えるためです。
一方、オール電化住宅にすでに住んでおり、床暖房を今から使いたいときはヒートポンプ式の床暖房がおすすめです。
オール電化住宅にすでに住んでいるときは、エコキュートを交換する必要があり、イニシャルコストが高くなります。
しかし、ヒートポンプ式の床暖房は、暖房専用の熱源機と床暖房を設置するのみで、床暖房を使うことができます。

●エコキュートの床暖房のメリット

ここでは、エコキュートの床暖房のメリットについてご紹介します。

・費用が低減できる
ランニングコストは、深夜に沸かしたお湯で床暖房が使えるため安くなります。
オール電化住宅のときは、電気を需要が高い昼間に使うと電気代が高くなりますが、電気を需要が低い夜間に使うと電気代が安くなります。
エコキュートは、安い電気料金の時間帯にお湯を沸かすため、電気代を安くして床暖房を使うことができます。

・設置スペースが低減できる
床暖房を後から設置するときは、暖房専用の熱源機を設置するためのスペースを確保する必要があります。
しかし、エコキュートを最初から設置しておくと、設置スペース自体が低減できるため、余裕を土地や住宅に持たせた状態で床暖房が使えます。

・快適性・安全性がアップする
床暖房を使うことによって、ガスストーブなどが必要なくなるため、火災が発生するリスクを少なくすることができます。
特に子供が小さいときは、ガスストーブは火傷するリスクがありますが、床暖房であればこのようなリスクが少ないため安全性を確保することができます。
エアコンの暖房も全体的に部屋を暖める方法としては有効ですが、エアコンの暖房は空気が乾きやすくなるというデメリットがあります。
しかし、床暖房であれば、肌が乾いたり、喉が傷んだりすることも少なくなります。
床暖房のメリットは、温風が直接頭に当たることもなく、優しく足元から暖められることもあります。
床暖房をリビングに設置したときは、床暖房のためにリビングに家族が集まるようになるため、一家団らんのチャンスが多くなるでしょう。

●ヒートポンプ式の床暖房のメリット

ここでは、ヒートポンプ式の床暖房のメリットについてご紹介します。

・ほとんどリフォーム工事が必要ない
ヒートポンプ式の床暖房の工事は、室外に暖房用の熱源機を設置することと、床暖房を設置することだけです。
そのため、時間がリフォーム工事もあまりかからなく、費用も低減できます。

・広い範囲がエコキュートの床暖房より温まる
エコキュートの床暖房のときは温まる範囲が一定以下に限定されますが、ヒートポンプ式の床暖房のときは高い自由度があり、エコキュートの床暖房と比較して約3倍の範囲が温まることもメリットです。

・ガスより費用が大幅に低減できる
ランニングコストは、都市ガスで床暖房を使ったときと比較して2/3以下にまで低減できます。
エコキュートの床暖房ほどではありませんが、長年に渡って使うことを考慮するとメリットがあります。

・お湯切れが発生しにくい
エコキュートの床暖房のときは、深夜に沸かしたお湯を使うため、基本的にお湯を使い切れば床暖房が使えませんが、ヒートポンプ式の床暖房のときはお湯切れがなく、床暖房が好きなだけいつでも使えます。

●温水式床暖房を導入するときに注意すること

ここでは、温水式床暖房を導入するときに注意することについてご紹介します。

・イニシャルコストが高い
温水式床暖房のときは、導入するときのイニシャルコストが高くなります。
エコキュートの床暖房のイニシャルコストとしては、エコキュートの本体を購入するときに必要な費用だけでなく、本体を設置するための基礎工事費や設置工事費、既設の給湯器を撤去する費用もかかるため、トータル費用が高くなります。
エコキュートの本体価格は、タイプや貯湯タンクの容量などによって違ってきます。
床暖房を使う時間が長いときは、これに対応できるお湯の量の貯湯タンクの容量のものが必要であり、大きな容量になるほどエコキュートの本体価格も高くなります。
エコキュートを設置するときのイニシャルコストとしては、機種などによって違いますが、エコキュートの本体価格が約40万円~、工事費が10~15万円くらい、床暖房の設置工事費が6畳で約65万円~になっています。

・エコキュートのトラブルが発生すると給湯も使えない
床暖房対応のエコキュートは、床暖房の機能のみでなく、給湯の機能もあります。
そのため、もしエコキュートのトラブルが発生すると、床暖房の機能が使えないのみでなく、給湯も使えなくなるため注意しましょう。
給湯の機能が使えないと、お湯を台所で出したり、お湯を浴室で出したりすることもできなくなります。
そのため、生活を快適に送ることはできません。

・専用仕様のものを寒冷地では選ぶ
温水式床暖房は、性能が外気温に影響されるという特徴があります。
そのため、低い外気温の寒冷地で温水式床暖房を導入するときは、専用仕様のものを選ぶ必要があります。
寒冷地で一般仕様の温水式床暖房を導入すると、基本通りの性能が発揮できません。
専用仕様の温水式床暖房は、十分な暖かさを寒冷地でも確保できるのみでなく、凍りにくい配管が使われることもあります。
将来的にトラブルが発生するリスクを考えて、地域に応じたタイプの温水式床暖房を選びましょう。

●オール電化住宅の床暖房はエコキュートがおすすめのまとめ

床暖房を新しくオール電化住宅で導入するときは、相性が温水式床暖房と合うことを把握しておきましょう。
温水式床暖房としては、エコキュートの床暖房とヒートポンプ式の床暖房があります。
それぞれのメリットとデメリットを把握して、どちらがいいか検討しましょう。
床暖房対応のガス給湯器をお探しの方へ
■まとめ

ここでは、床暖房対応のガス給湯器をお探しの方へ、床暖房のメリット、床暖房対応のガス給湯器の選び方、オール電化住宅の床暖房はエコキュートがおすすめについてご紹介しました。
床暖房のメリットとしては、次のようなものがあります。

・メンテナンスが必要ない

・全体的に部屋が温まる

・乾きにくい

・ランニングコストが温水式であれば安い

床暖房対応のガス給湯器をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら
みずほ住設のフリーダイヤルまで
お気軽にご連絡ください!
☎️0120-944-356
info@mizuho-jyusetu.com
http://mizuho-jyusetu.com


PAGE
-TOP