屋内設置タイプの石油給湯器をご検討の方へ  

2021年11月10日

屋内設置タイプの石油給湯器をご検討の方へ  
石油給湯器を購入するために屋内設置タイプのものを検討している方もいるのではないでしょうか。

ここでは、屋内設置タイプの石油給湯器をご検討の方へ、屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリット、石油給湯器は屋内設置の方が長持ちするか?エコキュートの設置スペースについてご紹介します。
屋内設置タイプの石油給湯器をご検討の方へ  
■屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリット

石油給湯器としては、家の中に設置する屋内設置タイプと家の外に設置する屋外設置タイプがあります。
戸建てのほとんどの石油給湯器は、屋外設置タイプになります。
しかし、初めから家の中に石油給湯器を設置したいと思うこともあるでしょう。
屋内設置タイプも屋外設置タイプもそれぞれメリット・デメリットがあり、不便さをもし感じているのであれば設置タイプの変更を検討するのもいいかもしれません。
ここでは、屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリットについてご紹介します。

●屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器は寿命が違うか?

ここでは、屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器は寿命が違うか?についてご紹介します。

・石油給湯器の寿命は約10年間
石油給湯器の寿命は約10年間ですが、使用環境や使用頻度によって大きく違うため、10年間必ず使えるということではありません。

・屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器は明確な寿命の違いがない
屋外設置タイプの石油給湯器は、早く壊れるのではないかと心配するかもしれません。
しかし、屋外設置タイプの石油給湯器は10年間風雨に晒されることを考えて設計されているため、基本的に寿命の心配はありません。
屋外設置タイプの石油給湯器を使っている方にとっては、屋内設置タイプの石油給湯器の方が長持ちするのではないかと思うでしょう。
雨風に晒されない屋内設置タイプの石油給湯器の方が長持ちすると誰もが思いがちですが、屋外設置タイプの石油給湯器は風雨を防止するようになっているため、基本的に屋外設置タイプの石油給湯器ということでも早く壊れることはありません。
例えば、屋内設置タイプの石油給湯器のときはほとんど給気用のフィルターがありますが、屋外設置タイプの石油給湯器は給気用のフィルターがありません。
屋外設置タイプの石油給湯器は角度の付いた吸気口が本体の横あり、横殴りの雨でも石油給湯器の中には入らないようになっています。

・屋内設置タイプの石油給湯器がおすすめのケース
塩害のある海岸地域や積雪の可能性がある雪国などは、屋内設置タイプの石油給湯器の方が長持ちします。
海岸地域で屋外設置タイプの石油給湯器を使っていると、石油給湯器の本体の外装の腐食が非常に速く進むため、腐食で穴開きした箇所から雨水が入ることがあります。
一方、雪国で氷や雪の塊が落ちるところに石油給湯器があるときは、外装が変形した箇所から雨水が入ることがあります。
このようなケースでは、屋内設置タイプの石油給湯器の方が屋外設置タイプの石油給湯器より長持ちするでしょうが、これ以外では寿命の違いはありません。

●屋内設置タイプと屋内設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリット

屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリットは相反するため、ここでは、屋外設置タイプの石油給湯器をメインにメリット・デメリットについてご紹介します。
屋外設置タイプの石油給湯器のメリットは、屋外設置タイプの石油給湯器のデメリットであると考えてください。

・スペースが有効に利用できる
屋外に石油給湯器を設置することによって、スペースが有効に利用できます。
・メンテナンスが容易である
屋外設置タイプの石油給湯器であれば、メンテナンスが容易であるというメリットがあります。
屋内設置タイプの石油給湯器で修理が大掛かりになるときは、家の中が汚れることがあるため、石油給湯器を一旦取り外して外に出して修理することも必要になります。
このときは石油給湯器を外に出すために、2人の作業員で後日訪問することもあります。
しかし、屋外設置タイプの石油給湯器であれば、水漏れしているときでもそれほど気にする必要がないため、部品さえあると修理がすぐにできることが多くあります。

・天候によってメンテナンスの可否が影響される
石油給湯器が壊れたときは、修理を業者に頼むようになります。
このときに、屋外設置タイプの石油給湯器であれば、天候によっては修理をするのが少し困難なことがあります。
特に、大雨などのときは、部品が濡れないように注意する必要があります。
場合によっては二次被害のリスクがあるため、修理が後日になることもあります。
屋内設置タイプの石油給湯器であればこのようなケースはほとんど無いため、屋外設置タイプの石油給湯器のデメリットになるでしょう。
できるだけ早く修理して欲しいときに雨が続くと、屋外設置タイプの石油給湯器の修理がいつまで経ってもできないことがあるかもしれません。

・排気筒が必要ない
石油給湯器を購入するときの費用としては、石油給湯器の本体価格と工事費用と部材費用があります。
石油給湯器の本体価格と工事費用についてはわかりやすいでしょうが、部材費用はどのようなものでしょうか?
石油給湯器に交換するときは、微妙に配管の接続位置などが変わっていることが多くあるため、配管をこれに合うように調整する必要がありますが、このためにかかるのが部材費用です。
そして、石油給湯器の排気ガスを外に排出するための排気筒も部材費用になります。
排気筒については、長さによっても部材費用が変わりますが、いかに短くても10000円~20000円のメーカー希望小売価格になります。
では、排気筒は必ず換える必要があるのでしょうか?
安全上、排気筒は必ず換える必要があるものです。
というのは、排気筒による事故が万一発生すると生命にも関係してくるためです。
なお、できるだけ石油給湯器の交換費用を安くしようとして、部材費用を業者が削ることが多くあり、排気筒を再度使う業者も中にはあるようです。
いかに石油給湯器の交換費用が安いということでも、このような業者に頼むのは止めましょう。

●屋内設置タイプの石油給湯器と屋外設置タイプの石油給湯器は変更できるか?

現在は屋内設置タイプの石油給湯器を使っているが、できれば屋外設置タイプの石油給湯器に変更したいような方もいるでしょう。
では、屋内設置タイプの石油給湯器と屋外設置タイプの石油給湯器は変更できるのでしょうか?
屋内設置タイプの石油給湯器と屋外設置タイプの石油給湯器は変更できますが、大きな費用がかかります。
給水配管、給湯配管、追いだき配管、灯油配管を全て変更する必要があり、壁に排気筒用の穴を開けたり塞いだりする必要があります。
そのため、工事費用としては、数万円から十数万円超かかることもあるでしょう。
リフォームなどをもし考えているときは、このタイミングで変更するのがおすすめです。

●屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリットのまとめ

ここでは、屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリットについてご紹介しました。
変更するのは簡単ではありませんが、もし塩害や落雪の被害があるために石油給湯器が満足に使えないときは、設置場所を変更するのもいいでしょう。
特に、浴槽をリフォームするときに屋内設置タイプの石油給湯器から屋外設置タイプの石油給湯器に変更するようなこともあるため、それぞれのメリット・デメリットについて把握しておきましょう。
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■石油給湯器は屋内設置の方が長持ちするか?

石油給湯器は屋外に設置していると長持ちしないのではないかということをよく耳にします。
あるいは、広く洗面所を使いたいために石油給湯器を屋外に設置したいが、すぐに壊れるのが心配であるということも多く耳にします。
実際に、ハウスメーカーの多くは屋外に石油給湯器を設置するときに、簡易的な小屋などで本体の周囲を囲ったりしています。
しかし、このようなことについては、一律ではありませんが、ほとんどが無駄なことが多くあります。
基本的に、屋外設置タイプの石油給湯器は、雨風に晒される前提で設計されています。
そのため、雨水が簡単に石油給湯器の中に入らないようになっています。
しかし、囲う方が石油給湯器は長持ちする、つまり屋内設置タイプの石油給湯器の方が長持ちすると思っている人は、案外と多くいるようです。
ここでは、石油給湯器は屋内設置の方が長持ちするか?についてご紹介します。

●屋内設置タイプにするか?屋外設置タイプにするか?

実は、石油給湯器としては、屋内設置タイプと屋外設置タイプがあります。
そして、壁掛けタイプと床置きタイプがそれぞれにあります。
メリット・デメリットがそれぞれあり、一律にどちらがいいとはいえなく、好みの問題に最終的にはなるでしょう。
屋内設置タイプにするか?屋外設置タイプにするか?を自分で選んだ人でなければ、家を建てるときのハウスメーカーなどがすすめる方にするようなケースが多くあるでしょう。
当然ですが、家を建てるときには詳細に打ち合わせをして、住宅設備については全て注文したような方は別でしょうが、ほとんどの方は家を建てるハウスメーカーが選ぶでしょう。
狭い洗面所に石油給湯器を設置するのであれば屋外に設置してくれるといいと思うときは、何かしらの要因(仕入れ価格など)でハウスメーカーが屋内設置タイプの石油給湯器を選んだようになります。
例えば、屋内設置タイプの石油給湯器の方が長持ちすると考えて選んだかもしれないし、キャンペーンをメーカーが行っており石油給湯器が安く購入できると考えて選んだかもしれません。
そして、初めに設置したのが屋内設置タイプの石油給湯器であれば、ほとんどの方はこの後に交換する石油給湯器についても屋内設置タイプの石油給湯器を選ぶようになるでしょう。
また、壁掛けタイプと床置きタイプについても同様です。

屋内設置タイプの石油給湯器のメリットとしては、次のようなものがあります。
外装が傷みにくい
トラブルが発生することがある
配管が凍結しにくい
音が気になる
家の中のスペースが必要である
排気筒が必要である
一方、屋外設置タイプの石油給湯器のメリットとしては、次のようなものがあります。
外装が傷みやすい
トラブルが発生しにくい
配管が凍結しやすい
音が気にならない
家の中のスペースが必要ない
排気筒が必要ない
屋内設置タイプの石油給湯器であれば、いち早く異音や水漏れがわかるというのは大きなメリットです。
屋外に石油給湯器が設置されているときは全く見に行かないようなこともあるでしょうから、水漏れなどのトラブルについてはわからないことが多くあり、石油給湯器が使えなくなってからわかるようなことも多くあります。
もし早くわかっていると修理費用が1万円~2万円のところが、結果的に5万円以上になるようなケースも多くあります。
しかし、家の中に石油給湯器の小屋があるときはトラブルがわかりやすいというメリットがありませんが、屋内設置タイプと屋外設置タイプの違いはこの程度です。
これ以外は、スペースの問題がある程度でしょう。
なお、雪国のときは、屋外設置タイプの石油給湯器は配管が凍結しないような対策が必要になり、凍結防止ヒータ-の取付費用がかかることがあります。
しかし、屋外設置タイプの石油給湯器であれば排気筒の費用がかからないため、本体価格と工事費用が安くなることが多くあるでしょう。

●雨風から石油給湯器を保護するための囲いは必要ない

石油給湯器は屋内に設置する方が長持ちするというイメージがあるため、屋外設置タイプの石油給湯器を囲うようになるのでしょう。
よくわかっている工事業者のときは囲いは必要ないと思っていてもお客さんが心配しないように囲いを設置することもありますが、よくわかっていない工事業者のときは囲いをして不完全燃焼が発生することが多くあります。
このときは、石油給湯器を設置してから1年以内でも、基本的に工事不良によるトラブルになるため修理は有償になります。
当然ですが、お客さんとしては1年以内で石油給湯器のトラブルが発生したため無償保証期間と思うでしょうから、費用を工事業者が負担することが多くあります。
しかし、工事業者の中にはお客さんをまるめこむこともあり得ます。
また、お客さんが囲いを手作りするケースも多くあります。
基本的に、メーカーも屋外に設置するために石油給湯器を設計しているため、囲いをする必要はありません。
なお、雪国に石油給湯器を設置するときに落雪のリスクがあれば、直接雪が石油給湯器に当たったりするのを防止する必要があります。

●石油給湯器は屋内設置の方が長持ちするか?のまとめ

ここでは、石油給湯器は屋内設置の方が長持ちするか?についてご紹介しました。
石油給湯器の屋外設置と屋外設置はメリット・デメリットがそれぞれあるため、大きな不満が現状でないときは変更する必要はないでしょう。
洗面所をできるだけ広く使いたいにも関わらず石油給湯器が邪魔なときは、石油給湯器を屋外設置に変更するのもいいでしょう。
しかし、このときは工事費用が高くなるため注意してください。
屋外設置の石油給湯器は雨風に晒されるためやはり外観は痛みますが、海岸地域などでもなければそれほど問題ありません。
もし石油給湯器の外観が気になるのであれば、ステンレス外装のものを設置するのがおすすめです。
また、あまりにも石油給湯器を囲うと修理するときに作業が困難になって、修理費用が高くなることがあるためおすすめではありません。
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■エコキュートの設置スペース

屋内設置タイプの石油給湯器を検討しているのであれば、エコキュートについても検討してみましょう。
エコキュートは、省エネで光熱費が低減でき、環境に対しても優しいものです。
ここでは、エコキュートを検討しているが設置スペースの関係で困っている方のために、エコキュートの設置スペースについてご紹介します。

●エコキュートとは?

エコキュートは、大気中の熱エネルギーと電気でお湯を沸かす給湯器で、別の給湯器と比較して大幅に毎日の給湯コストが低減できるために人気になっています。
しかし、壁掛け設置タイプの省スペースのガス給湯器などと違って、エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを設置する必要があり、スペースの関係で設置できないようなこともあります。
以前に、業者に現地を調べてもらった結果、エコキュートの設置スペースがないと断られたようなことがある方もいるでしょう。
エコキュートの設置スペースについては、メーカーとしても何とかしたいということで、最近は設置が省スペースでもできるようになっています。
エコキュートの機種としては、コンパクトサイズ、薄型タイプなどがあります。

●エコキュートは設置スペースが必要である

エコキュートは、発売してから20年くらいしか経っていない新しい給湯器です。
日本では、ガス給湯器がもともとメインに使われており、ガス給湯器は壁掛けタイプがあるなど、ほとんど設置スペースに困ることはありません。
しかし、エコキュートについては、非常に大きな設置スペースが必要になります。
というのは、エコキュートは、お湯を貯めるための貯湯タンクユニットとエアコンの室外機のようなヒートポンプユニットを設置する必要があるためです。
エコキュートは、ヒートポンプユニットで効率良く大気中の熱エネルギーを利用したり、貯湯タンクユニットにお湯を貯めておくために安い深夜時間帯の電力でお湯を沸かしたりすることによって、給湯コストが低減できます。
そのため、エコキュートを設置するときは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットがあるため、設置スペースが必要になります。

●貯湯タンクユニットの役目と種類

エコキュートとガス給湯器は、給湯方式が大きく違っています。
ガス給湯器は、必要なお湯を必要なときに沸かすという瞬間タイプです。
しかし、エコキュートは、前もって一日に使うお湯を沸かして貯湯タンクユニットに貯めておく貯湯タイプです。
そのため、エコキュートの貯湯タンクユニットは、容量がそれなりに必要であるため大きなものになります。
なお、貯湯タンクユニットの容量としては、ライフスタイルや家族数に応じて選ぶようになっており、370L、460L、540Lなどがあります。
なお、貯湯タンクユニットの容量としては、一般的に家族数が2人~4人のときに370L、4人~6人のときに460Lがおすすめです。

●貯湯タンクユニットのタイプ

エコキュートの貯湯タンクユニットとしては薄型タイプや角型タイプなどがありますが、設置スペースはタイプによって違ってきます。
もともと貯湯タンクユニットは角型タイプでしたが、これでは設置が困難という意見もあり、最近は住宅の設置スペース応じた貯湯タンクユニットが選べるように、タイプが多くなっています。
普通のエコキュートで設置が困難なときでも、設置場所に応じて貯湯タンクユニットを選ぶことによって設置できることもあります。
ここでは、エコキュートの貯湯タンクユニットのタイプについてご紹介します。

・角型タイプ
角型タイプは、エコキュートの貯湯タンクユニットの中で最もベーシックなものです。
角型タイプの貯湯タンクユニットは、全てのメーカーで販売しているもので、いくつかの容量がメーカーによって準備されています。
一般的に、角型タイプの貯湯タンクユニットの容量としては、370L、460L、540L程度のものがあります。
設置スペースは貯湯タンクユニットの容量によって微妙に違いますが、ここでは370Lの容量のエコキュートについてご紹介します。
370Lの容量のエコキュートは、貯湯タンクユニットが高さ:約1,830mm~1,860mm、幅:約630mm~650mm、奥行き:約730mm~750mmくらいになります。
なお、貯湯タンクユニットの容量が大きくなったときでもほとんど底面積は同じで、300mm~350mmくらい高くなります。

・薄型タイプ
薄型タイプは、近年人気になっているものです。
設置が角型タイプでは困難なときのためのもので、貯湯タンクユニットの奥行きを小さくしたものです。
薄型タイプのエコキュートは、限られたメーカーだけが販売しているため注意しましょう。
現在は、パナソニック、コロナ、ダイキンがメインで、薄型タイプの370Lと460Lの容量のものを販売しています。
薄型タイプのエコキュートは三菱や東芝でも販売していますが、基本的に貯湯タンクユニットの容量が1種類であるため、きちんと買う前に調べておきましょう。
薄型タイプのエコキュートの貯湯タンクユニットは、角型タイプの貯湯タンクユニットを横に広げて奥行きを小さくしたものになります。
370Lの容量のエコキュートは、貯湯タンクユニットが高さ:約1,810mm~1,840mm、幅:約1,075mm~1,090mm、奥行き:約440mm~460mmくらいで、角型タイプよりも幅が広くなりますが、奥行きが300mmくらい小さくなっています。
薄型タイプであれば設置できるケースも多くなるため、普通のエコキュートが設置できないときは薄型タイプがおすすめです。

・低背タイプ
低背タイプは、高さが高いためにエコキュートの設置が困難なときのために販売されています。
低背タイプは、底面積はほとんど角型タイプと同じですが、高さが低くなっています。
現在は、販売しているのはパナソニックだけであるため、別のメーカーのエコキュートを希望するときでも、パナソニックのエコキュートを設置要件によっては選ぶ必要があります。
なお、貯湯タンクユニットの容量は300Lだけになっています。
低背タイプのエコキュートは、貯湯タンクユニットが高さ:約1,530mm、幅:約600mm、奥行き:約680mmであり、底面積はほとんど角型タイプと同じです。
しかし、300mmくらい高さが低くなっているため、相当設置要件が緩和されます。
なお、貯湯タンクユニットの容量が300Lと小さいため、家族数が少ないときやお湯をあまり使わないという家庭以外はそれほどおすすめではありません。

・スリムタイプ
スリムタイプは、省スペース型のコロナが販売しているエコキュートです。
スリムタイプのエコキュートは、全体的に角型タイプの貯湯タンクユニットをスリムにしたものです。
スリムタイプのエコキュートは、コロナだけが販売しており、容量としては300Lと460Lがあります。
家族数が2人~3人のときは300Lの容量でもいいでしょうが、家族数が多いときは奥行きと高さが少し大きくなりますが460Lの容量がいいでしょう。
スリムタイプのエコキュートは、角型タイプの底面積自体を小さくしたものです。
スリムタイプのエコキュートは、貯湯タンクユニットが高さ:約1,870mm、幅:約600mm、奥行き:約610mmであり、相当幅と奥行きがコンパクトになっています。
エコキュートの外観が細長いものになるため、角型タイプと比較すると非常に省スペーになります。

・コンパクトタイプ
コンパクトタイプは、全体的にサイズと容量を小さくしたものです。
コンパクトタイプは、エコキュートがマンションなどでも設置できるようにしたもので、ネオキュートやライトタイプなどともいわれています。
最近は、コンパクトサイズのエコキュートをメーカーの大手が販売していますが、貯湯タンクユニットの容量がメーカーによって違っているため注意しましょう。
コンパクトサイズのエコキュートの貯湯タンクユニットの容量は、180Lや195Lであるため、一人暮らしや二人暮らしのときにおすすめです。
コンパクトタイプのエコキュートは、貯湯タンクユニットの容量がメーカーによって違うため、微妙にサイズも違っています。
パナソニックの195Lタイプのエコキュートは、貯湯タンクユニットが高さ:約1,890mm、幅:約440mm、奥行き:約560mmであり、非常にコンパクトになっています。
普通の370Lタイプの容量の貯湯タンクユニットが設置できるスペースがあると設置できるようなものもあるため、設置スペースに困っているときはおすすめです。

●エコキュートの設置スペースのまとめ

ここでは、エコキュートの設置スペースについてご紹介しました。
エコキュートは、給湯コストが非常に安いため人気になっていますが、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットがあるため、それなりに広い設置スペースが必要になります。
そのため、距離が隣家と近過ぎて、エコキュートを設置したくてもスペースが無いため諦めるようなことも多くあります。
近年は、メーカーとしても設置が省スペースでもできるタイプのエコキュートを販売しており、相当スペース的な条件が緩和されています。
従来、エコキュートの設置が困難といわれた家庭でも、現在では設置できることがあるため、一度工事業者などに問い合わせてみましょう。
屋内設置タイプの石油給湯器をご検討の方へ  
■まとめ

ここでは、屋内設置タイプの石油給湯器をご検討の方へ、屋内設置タイプと屋外設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリット、石油給湯器は屋内設置の方が長持ちするか?エコキュートの設置スペースについてご紹介しました。

屋外設置タイプの石油給湯器のメリット・デメリットとしては、次のようなものがあります。

・スペースの有効利用ができる

・メンテナンスが容易である

・天候によってメンテナンスの可否が影響される

・排気筒が必要ない

屋内設置タイプの石油給湯器をご検討の方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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