太陽光発電設備の導入コスト

2020年7月13日


太陽光発電では有害な物質を出さずに安全にエネルギーを出すことが可能でございます。再生可能エネルギーのひとつとして注目されはじめてから10年以上経過して、今や屋根には太陽光パネルが搭載されていても珍しくありません。

今後太陽光パネルを導入しようと考えている方にとって最も気になるのは導入コストになるはずです。必要なコストの種類とその目安について詳しく紐解いて行きましょう。

KW単価

興味を持ったとしてもいくら太陽光発電のコストがかかるのか分からないという経験をした方も多いのではないでしょうか?
太陽光発電の取り付け費用は1KW単価いくらというように表示されることが一般的になります。

導入コストを知るためにはまずKW単価について正しく理解しておかなければなりません。KW単価というのは発電設備費、工事費、諸経費といったトータルの太陽光システムの導入費をまず出すとこから始まります。

導入ひをシステムの発電量で割って算出した数値のことで、1KW発電させるために必要な導入費用を算出することが可能になります。
1KWあたりの単価で導入コストを考える理由は個人によって導入するパネルの数から総発電量や設置条件などが異なるため、コストの総額では比較がしにくいという特徴からきます。

KW単価という指標を使えば各メーカーや機種毎の比較検討がしやすくなるのはわかりますね?

目安

メーカーによっても太陽光発電設備に関しては性能や特徴が異なるため、導入にかかる費用もまちまちとなっています。
主に太陽光パネルと設置に必要な周辺機器にかかる機器代から太陽光パネルを設置するための工事費や保証などを含めた諸経費から費用が発生しています。

住宅用太陽光発電の平均的な容量である4.9KWを設置する場合は目安としては150万円以上は必要です。初期費用に加えて太陽光発電を導入後はランニングコストも必要になる事を覚えておきましょう。

導入後のメンテナンスにかかるコストは4.9KWの場合月々1000円と考えておいた方が良いです。

回収可能?

太陽光発電を導入するには家庭用で150万円以上の設置費用がかかりますが、発電した電気を電力会社へ売る売電や月々の電気料金が削減されることによって生まれた利益で初期費用にかかったコストを回収することが可能になります。
太陽光発電を導入する際には、投資回収にかかる期間を把握しておくのが理想的だという事はおわかり頂けましたでしょうか?

実際に太陽光発電を導入後の投資回収期間はどのようにして把握することができるかが大事です。
投資回収期間は設置費用とメンテナンス費用を足して売電収入と電気代削減額を足して割ると算出可能です。

現在の太陽光発電の相場を参考にすると一般的な家庭用太陽光発電は10年以内に投資回収が完了するとされています。
太陽光発電は発電量を上げようと思うと初期費用が高くなりますが、その分回収期間が短くなる可能性もございます。

お得な方法

太陽光発電は発売初期のころと比べると設置費用はかなり安くなりましたが、太陽光発電を導入するためには平均して180万円前後の費用が必要になると考えておいた方が良いでしょう。これからご紹介する方法で導入にかかる費用を抑えることも可能ですので参考にして頂けますよう、宜しくお願いいたします。

補助金制度(画像は2020年埼玉県)

太陽光発電を導入する際には国からの補助金を受けることができましたが、残念ながらその制度は2013年で廃止となってしまいました。
自治体によっては国の補助金制度が終了した後も、独自の補助金を交付しているところが数多くあるのはご存知でしょうか?

太陽光発電の導入を検討している場合には、住いの自治体へ事前に確認をしておくと良いでしょう。

ソーラーローン(写真はイオン銀行)

こちらは太陽光発電を導入する際に利用できるローンです。
銀行や信販会社などで扱っていて住宅ローンと比べて比較的安い利息で長期間の融資も可能になります。

金利等の条件は金融機関によっても異なるため、いろいろと情報収集をした上で最適なものを選ぶ必要がございます。

PPAモデル(写真はイオン株式会社)

こちらはアメリカで普及したビジネスモデルでPPAモデルとも呼ばれています。
最大のメリットは太陽光発電を無償で設置できるということになります。

事業者が住宅に太陽光発電システムを無償で設置し、そこで発電された電力を住宅の所有者へ通常より安い単価で販売するという仕組みが想定できます。
発電設備の所有者は設置した事業者となるため、導入費用はもちろんメンテナンスや管理費用がかからないというのも大きなメリットになります。

太陽光発電設備は自宅の電気代削減や環境保全への貢献だけでなく災害や停電時の電源確保などさまざまなメリットがあるものです。導入の際は参考にして頂けますと幸いです。

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