ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方へ

2022年1月2日

ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方へ
ビルトインタイプIHクッキングヒーターを買うときは、それぞれのメーカーのものを徹底的に比較することが大切です。

ここでは、ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方へ、主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴、主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターのメリット・デメリット、主なメーカーのエコキュートの特徴についてご紹介します。
ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方へ
■主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴

一言でIHクッキングヒーターといってもいろいろなものがあるため、どのような基準で選ぶといいかわからないような方も多くいるでしょう。
ここでは、主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴についてご紹介します。

●パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴

ここでは、パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴についてご紹介します。

・加熱性能
パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーターの代表的な機能の一つとしては、Yシリーズの「IH&遠赤 Wフラット ラクッキングリル」があります。
この機能は、グリル庫内がフラットで凹凸が少ないため熱が食材の隅々まで通りやすいことがメリットです。
さらに、普通のグリルのときは食材を網の上に置いて焼くようになりますが、パナソニックのIHクッキングヒーターは網の代わりに高い熱伝導率のプレートグリル皿を置くため、旨味が逃げないで焼き上げがスピーディーになります。
プレート面に置いても、「とろ火」のチョコレートなどを溶かすものから「強火」の上手く炒飯を作るために必要なものまで、火加減が幅広く対応できます。

・安全性能
パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーターは、安全性能も考えた多くの機能が搭載されています。
「自動湯沸かし」というお湯を鍋で沸かしているときに吹きこぼれしないように保温調節を自動で行う機能、「こげつきお知らせ」という焦げつきを検知すると加熱を自動的に止めて光と音声で知らせる機能、「オートロック(チャイルドロック)」という使わないときはボタン操作が全くできなくなる機能など、全てのケースを考えた機能が搭載されています。

・省エネ性能
パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーターは、省エネライフが美味しい料理を作りながら実現できる「エコナビ」の機能が搭載されています。
「エコナビ」の機能の搭載によって温度を素早く検知するため、無駄な火力を調理しているときに検知したときは自動で余分な火力をコントロールすることができます。
そのため、電力消費を抑えながら、最も適した温度でレベルの高い調理ができます。

・使いやすさ
パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーターのグリルは、天井面の高さが業界トップレベルであるため、高さのあるパウンドケーキやローストチキンなどの料理を作ったり、グリルに鍋ごと入れて調理したりすることができます。
例えば、グリルで鍋ごとパエリアなどの料理を作って食卓にそのまま出すと、簡単に調理ができて洗い物も楽になります。

・お手入れの容易さ
Yシリーズの「IH&遠赤 Wフラット ラクッキングリル」は、ヒーター部分の出っ張りなどが従来のグリルのように無くフラットであるため、簡単に隅々まで拭き掃除ができます。
また、グリル皿もプレート状でフッ素加工を行っているため、薄めた中性洗剤とキッチンスポンジで洗うのみで、汚れが手軽に落ちます。

・まとめ
パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーターは、幅広く本格的な料理を楽しみたい人、省エネ性能を重要視したい人、お手入れを簡単にしたい人におすすめです。

●三菱のビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴

ここでは、三菱のビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴についてご紹介します。

・加熱性能
三菱のビルトインタイプIHクッキングヒーターは、オリジナルの加熱調整の「びっくリング加熱」という機能が搭載されています。
一般的に、IHクッキングヒーターの加熱する仕組みはトッププレートの内部に埋め込んだコイルの1つに電流を流すものですが、「びっくリング加熱」の機能が搭載されているIHクッキングヒーターのコイルは5つにわかれています。
対流をこのコイルの5つが起こすことによって、自動的に鍋の中の食材がかき混ざるため、かき混ぜたり火加減を調節したりしなくても、美味しい味が満遍なく染み込んだ料理を作ることができます。
特に、煮込み料理の煮物やシチューなどは、ユーザーから「美味しく作れる」と評判になっています。

・安全性能
三菱のビルトインタイプIHクッキングヒーターでお湯を沸かすときにメニューの「ゆでもの加熱」を選ぶと、沸騰状態を維持しながら吹きこぼれを抑えて、食材を美味しく茹で上げることができます。
お湯が吹きこぼれて鍋を慌てて触ると火傷したというようなことも防げるため、美味しいのみでなく安全性能についても高いでしょう。
これ以外に、「地震感知機能」「空焼き自動停止機能」なども搭載されています。

・省エネ性能
「びっくリング加熱」の機能は効率良く対流によって加熱するため、普通のIHクッキングヒーターに比較して大幅に電力消費を抑えることができます。
三菱の2008年製の「びっくリング加熱」が搭載される前の製品と実際に比較した結果、電力消費量が約40%も低減できることがわかりました。

・使いやすさ
三菱の「ラク楽IH」のIHクッキングヒーターは、初めてIHクッキングヒーターを使う方あるいは高齢の方でも、シンプル設計で簡単に使えます。
機能がすぐにわかるだけでなく操作も容易な「でか文字ボタン」、はっきりとしたオレンジのカラーの枠で鍋の置くところが表示されている「オレンジサークル」、IHクッキングヒーターの本体の周囲に人がいるかを検知して温度が高いときなどには注意を音声で知らせてくれる「見まもりセンサー」など、使う人自身も周囲の人も安心して使える機能が多く搭載されています。

・お手入れの容易さ
IHクッキングヒーターのトッププレートが汚れる主な要因としては、鍋からの吹きこぼれが挙げられます。
しかし、三菱のビルトインタイプIHクッキングヒーターは「ゆでもの加熱」の機能が搭載されているため、汚れが吹きこぼれによってこびり付くこともなく、きれいな状態を維持することができます。

・まとめ
三菱のビルトインタイプIHクッキングヒーターは、よく煮込み料理を作る人、初めてIHクッキングヒーターを使う人、節電したい人におすすめです。

●日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴

ここでは、日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴についてご紹介します。

・加熱性能
日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターは、やはり「スピード大火力」が特徴です。
火力は3.2kWで業界トップレベルであり、湯沸かしの速さは従来品に比較してびっくりするほど短くなっています。
「ラク旨グリル&オーブン」の機能は、火加減を料理に応じて自動的に調整してくれるため、グリルでふっくらとした焼き魚や本格的なハンバーグ、オーブンで絶品メニューの肉じゃがなどが手軽に作れます。
また、ラク旨グリルは調理をしているときに出る油が側面の溝に落ちるため、カロリーを余分に摂りたくない人にもおすすめです。

・安全性能
日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターは、安全性能が高いことが評価されています。
主な安全機能としては、加熱しているときにIHクッキングヒーターの上の鍋が大きく動くと火力表示が点滅して電源が30秒後に切れる「鍋無し自動停止」の機能、最後に使ってから一定時間が経つと電源が自動的に切れる「切り忘れ防止自動停止」の機能、小さい子供さんがスイッチに触っても操作できない「チャイルドロック」の機能などが搭載されています。

・省エネ性能
日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターは、オリジナルの「光・温度センサー」の機能が搭載されています。
この機能は、鍋の底が加熱し過ぎないために調理を適温で行うことができ、余分な火力が低減でき、最終的に省エネ性能がアップします。
また、消費電力のトータルの上限を抑える「節電モード」を利用すると、家庭の電力消費量が低減できます。

・使いやすさ
使いやすさについても、日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターは業界トップクラスといえるでしょう。
4つのカラーのグリーン、イエロー、オレンジ、レッドで火力をわかりやすく表す「4色ワイドカラー液晶」の機能、触るのみで操作が簡単にできる「ガラスタッチ操作」の機能など、スタイリッシュさと使いやすさを兼ね備えた機能が多く搭載されていることがメリットです。

・お手入れの容易さ
日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターのトッププレートにはオリジナルの「排気口ポケット」が搭載されており、鍋からこぼれた食材カスなどを調理しているときにキャッチできるようになっています。
この排気口ポケットは、容易に取り外せるため、溜まった食材カスをこまめに廃棄して洗うことができます。

・まとめ
日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターは、カロリーコントロールをしたい人、スタイリッシュさやオリジナルの技術に興味がある人、調理時間を短くしたい人におすすめです。

●主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴のまとめ

ここでは、主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴についてご紹介しました。
現在どこのメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターにしようか迷っているときは、ここでご紹介したことをぜひ参考にしましょう。
なお、よりエコな省エネライフが、太陽光発電やエコキュートとIHクッキングヒーターを併用すると実現できます。
太陽光発電やエコキュートも興味があるときは、業者に相談してみましょう。
ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方へ
■主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターのメリット・デメリット

ここでは、主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターのメリット・デメリットについてご紹介します。

●三菱のIHクッキングヒーターのメリット・デメリット

三菱のIHクッキングヒーターのメリットとしては、次のようなものがあります。

・ビックリンクIH
26cmの直径の大型コイルであるため、30cmの直径の大きい鍋でも加熱がむらを抑えてできます。

・ビックリンクコイルプレミアム
普通のラセン型でなくコイルを複数配置して、IHクッキングヒーターで管理することによって3軸の縦横外の対流で加熱ができます。

三菱のIHクッキングヒーターのデメリットとしては、次のようなものがあります。

・グリルが網であるためメンテナンスが面倒
魚を従来からある網に置いて焼くタイプであるため、網と下のパンを調理した後に洗う必要があるため面倒です。

・グリルは片面のヒーター
グリル庫内で熱風を循環して全面を焼きますが、火力が他社よりも弱くなります。

●パナソニックのIHクッキングヒーターのメリット・デメリット

パナソニックのIHクッキングヒーターのメリットとしては、次のようなものがあります。

・「フラットグリル」
パナソニックのグリルはフラットなヒーターで、配置がグリルのソロ側であるため、フラットな庫内になっています。
そのため、非常にグリル庫内の掃除が楽です。

・トレイ式のグリルで掃除が楽
グリルはトレイ式であるため、掃除が楽になります。

・グリルの火力が強い
パナソニックのIHクッキングヒーターは、最もグリルの火力が強くなっています。
ヒーターが上下両面にあります。
パナソニックのIHクッキングヒーターのデメリットとしては、次のようなものがあります。

・価格が高い
価格は同じようなグレードで比べると、三菱や日立よりも5万円くらい高くなっています。

●日立のIHクッキングヒーターのメリット・デメリット

日立のIHクッキングヒーターのメリットとしては、次のようなものがあります。

・「ラク旨グリル」
日立のIHクッキングヒーターは、掃除をしないことを強化しています。
深い皿でグリル庫内に油はねを漏らさないで、できるだけ掃除をしないようにするスタイルです。

・トレイ式のグリルで掃除が楽
グリルはトレイ式であるため、掃除が楽になります。

・火力調整が楽
日立のIHクッキングヒーターの火力調整は、ボタンの「強火」「中火」「弱火」「とろ火」のワンタッチでできます。
弱火に初めからしたいなどのときは、火力がワンタッチで選べるため便利です。
当然ですが、他社と同じように火力を1〜10まで矢印ボタンで1段ずつ変えることもできます。

・カラーの火力表示になるためわかりやすい
「とろ火」はグリーン、「弱火」はイエロー、「中火」はオレンジ、「強火」はレッドというようにとカラーの火力表示になるため、非常に火力がわかりやすくなります。
日立のIHクッキングヒーターのデメリットとしては、次のようなものがあります。

・ヒーターがグリル庫内にあるためグリル庫内の掃除が面倒
グリル庫内を掃除しないようなときは問題ありませんが、掃除するときは面倒です。
しかし、深めの皿でグリル庫内が汚れにくくなっているため、掃除の回数は少なくても問題ありません。
ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方へ
■主なメーカーのエコキュートの特徴とケースごとのおすすめのエコキュート

ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたいと思っているのであれば、エコキュートについてもメーカー別に比較してみるのがおすすめです。
IHクッキングヒーターとエコキュートを同時に設置すると、現在人気になっているオール電化にすることができます。
ここでは、主なメーカーのエコキュートの特徴とケースごとのおすすめのエコキュートについてご紹介します。
なお、エコキュートは、貯湯タンクの容量が370Lの家族数が3人~4人向けのフルオートタイプについてご紹介します。

●主なメーカーのエコキュートの特徴

ここでは、主なメーカーのエコキュートの特徴についてご紹介します。

・パナソニックのエコキュートの特徴
パナソニックのエコキュートは、高い省エネ性能の多くの機能が搭載されています。
例えば、フルオートタイプに搭載されている「エコナビ」の機能は、浴室に人が入ったことを検知して加熱を始めるセンサーを業界で最初に採用しています。
また、「ぬくもりチャージ」の機能は、お風呂の残り湯の熱を再度利用して、夜間にお湯を沸かすときの電気代が低減できます。
メーカーの保証期間としては、有料の「長期安心修理サービス」があり、5年間、8年間、10年間の中から選べます。
メーカーの保証期間が終わった後も、保証期間内であれば修理は無料で対応してくれます。
休日の修理は、「長期安心修理サポートセンター」や「修理ご相談窓口」で受付しています。
トラブルの状況をチェックした上で、専門のスタッフが訪問してくれます。
Jシリーズのパナソニックのエコキュートは、「ぬくもりチャージ」や「エコナビ」の機能が搭載されているだけでなく、リモコンに使いやすいガイド機能が搭載されていることがメリットです。
また、「温浴セレクト」は、3段階の温度を入浴する前に選べます。
好みの温度が違う家族のときは、非常にメリットがあるでしょう。
太陽光発電と併用するときは、余剰電力が「ソーラーチャージ機能」で利用できます。
また、JPシリーズのパナソニックのエコキュートは、プレミアムクラスです。
搭載されている機能はほとんどJシリーズと同じですが、保温性能と省エネ性能が「ダブル真空断熱材」によってアップしています。

・三菱のエコキュートの特徴
三菱のエコキュートは、入浴や洗浄にマイクロバブルの働きが役に立つオリジナルの機能が搭載されています。
入浴した後にお風呂のお湯を抜くと「バブルおそうじ」の機能が自動的に始まって、配管や熱交換器の中の汚れを泡の力で吸着して十分に洗浄します。
「バブルおそうじ」の機能が搭載されていないエコキュートと比較すると、約8割も配管の汚れが低減できます。
Pシリーズの三菱のエコキュートは、大きさが普通の約1/1000のマイクロバブルが浴槽に噴出する「ホットあわー」の機能も搭載されています。
肌の水分量がアップし、潤いがしっとりしたものになります。
メーカーの無償の保証期間は、本体が2年間、コンプレッサー・熱交換器が3年間、タンクが5年間です。
さらに、5年間、8年間、10年間の保証期間の有料の「延長保証制度」もあります。
修理は直接販売店に相談することもできますが、24時間365日受付の三菱電機システムサービスで相談することもできます。
修理費用の概算としては、見積もり診断が6,300円~8,000円、出張修理が14,000円~59,000円(ヒートポンプユニットの部品を交換するときは77,000円~156,000円)(出張料・部品代・技術料を含む)ですが、これ以上の修理費用が内容によってはかかります。
また、修理の問い合わせはウエブサイトの専用フォームからでもできます。
本体の造りが、Pシリーズの三菱のエコキュートは高いレベルです。
お湯を効率良く沸かして保温性能をアップすることによって、省エネ性能をさらにアップしていることが大きな特徴です。
例えば、ツイスト状にヒートポンプユニットの冷媒配管を巻くことによって、従来品より水との接触面積を大きくして、熱交換効率をアップしています。
さらに、真空断熱材で貯湯タンクを覆って、保温性能をアップしています。
「お急ぎ湯はり」のモードによって、入浴するときは普通より約25%も短時間で湯はりができます。
忙しいときには、非常に便利でしょう。

・ダイキンのエコキュートの特徴
ダイキンのエコキュートは、入浴する前に熱め/ぬるめなど細かくお湯の温度が設定できる「温浴タイム」、美容の効果などがマイクロバブルを浴槽の中に噴出して期待できる「マイクロバブル入浴」などの機能が搭載されている製品がラインアップされています。
なお、一般的にあまり入浴剤が使えないフルオートタイプのエコキュートでも、ダイキンのエコキュートはバスクリンの入浴剤を使うことができ、別のメーカーではあまり使えない濁り湯も使えることもメリットです。
メーカーの保証期間は、本体が1年間、水熱交換器・冷媒系統が3年間、タンク缶体が5年間です。
さらに、このような全ての保証を有料で10年間に延ばすこともできます。
10年間の保証期間は、修理費用が無料、上限額・回数も制限がありません。
トラブルが発生したときの修理依頼は、インターネット、電話、FAXで24時間365日専門のスタッフが受付しています。
休日や夜間も修理は行っているため、平日の昼間に留守にする家庭でも問題ないため安心です。
「スマQフルオートタイプ」は、タブレットを使って、エコキュートの操作が自宅のどこからでもできます。
リアルタイムで使用電力をチェックしたり、お風呂の湯はりの時間を予約したりするなど、タブレットでいろいろな機能が管理できます。
また、「パワフル高圧給湯」の機能は、たっぷりシャワーの水量があり、素早く石けんやシャンプーの泡も流せます。
同時にキッチンの給湯とお風呂の湯はりを行っても、短時間で湯はりも終わります。

・コロナのエコキュートの特徴
コロナはエコキュートを世界で最初に発売しました。
災害が万一発生したときに対応した造りで、耐震性能を設置するときの転倒防止対策などによってアップしており、お湯を停電したときでも使えるようになっています。
さらに、汚れ防止のコーティングや低騒音の設計、凍結予防など、快適に長く使うために工夫されていることが特徴です。
メーカーの無償の保証期間は2年間ですが、熱交換器・コンプレッサーは3年間、缶体は5年間です。
また、5年間、8年間、10年間の延長修理保証契約制度が有料で設けられています。
修理は、24時間365日、全国共通の「コロナ サービスセンター修理受付専用ダイヤル」で受付しているため、休日や夜間でも対応してくれます。
エコキュートの本体は、スタイリッシュなデザイン性にもこだわった薄型タイプです。
薄型であるにも関わらず、高圧のパワフル給湯ができます。
また、使用電力が少なくなるだけでなく、お風呂の湯量を3段階の-10L、-20L、-30Lで調節できる「節水モード」の機能も搭載されています。

・日立のエコキュートの特徴
日立のエコキュートは、日立オリジナルの「水道直圧給湯」で、お湯をそのまま飲用することができます。
「50℃洗い」の機能は、食材の美味しさが引き出せるもので、簡単に調理もできます。
「ナイアガラ倍速湯はり」は、2系統にお風呂の湯はり用回路をすることによって実現したもので、湯はりが標準の約2倍の速さでできます。
さらに、「ナイアガラタフネス」は、最新シリーズで採用されており、配管詰まりの要因になるカルシウムなどの流入が低減します。
メーカーの無償の保証期間は、本体が1年間、冷媒回路が3年間、タンク缶体が5年間です。
なお、5年間の無償保証が「ナイアガラ タフネス」のエコキュートであれば受けられます。
また、有料の「日立TWGオール電化延長保証」を利用すると、全てのエコキュートが7年間または10年間修理が無料になります。
修理の受付は、「空調修理コールセンター」でメール、フリーダイヤル、FAXで24時間365日対応しています。
なお、「日立TWGオール電化延長保証」を利用しているときは、「TWGコールセンター」(午前10時〜午後10時、年中無休)で対応してくれます。
「ナイアガラ タフネス」「水道直圧給湯」フルオート標準タンクは、多くのカルシウムなどが含まれている水質でも使え、井戸水・硬度の高い水道水にも対応しています。
そのまま水道の水圧を利用する「水道直圧給湯」によって、同時にお湯を浴室とキッチンで使っても水圧が下がることがありません。
また、業界で初めてウレタンフォームを貯湯タンクユニットに充填しており、保温性能が従来よりもさらにアップしています。

●ケースごとのおすすめのエコキュート

ここでは、ケースごとのおすすめのエコキュートについてご紹介します。

・可能な限り節水したいケース
可能な限り節水したいケースのときは、次のようなエコキュートがおすすめです。
(パナソニックのエコキュートの「リズムeシャワープラス」)
「リズムeシャワープラス」は、同時にシャワーの流量と温度を変えることによって、節水が最大20%できるパナソニックオリジナルの技術です。
シャワーの肌触りもリズム変動を与えることによって良くなるため、節水しながら快適なシャワータイムを過ごすことができます。

(コロナのエコキュートの「節水モード」)
「節水モード」が搭載されているエコキュートは、節水効果を3段階の「大」「中」「小」から選ぶことができます。
また、お風呂のお湯を節水するときは、3段階の-10L、-20L、-30Lから選ぶことができます。
使用方法によっても違いますが、家族数が4人で、「大」の節水効果にすると1年間に約5400円、-10Lにお風呂の量をすると1年間に約1400円それぞれお得になることが期待できます。
節水量を状況に応じて変えたいときは、おすすめです。

・清潔な状態を常に維持したいケース
清潔な状態を常に維持したいケースのときは、次のようなエコキュートがおすすめです。

(三菱のエコキュートの「バブルおそうじ」)
「バブルおそうじ」は、浴槽の栓を抜くと追いだき配管を自動的に掃除するものです。
三菱オリジナルの「マイクロバブル洗浄」で徹底して皮脂などの微小な汚れも洗浄するため、汚れがちな追いだき配管もきれいな状態を常に維持することができます。

(東芝のエコキュートの「銀イオンの湯」)
除菌、防臭の高い効果が期待できる銀イオンの発生装置が、東芝のエコキュートの水路には設置されています。
銀イオンの発生率は、お湯の使用量や入浴する頻度に応じて3段階の「少なめ」「標準」「多め」から選ぶことができます。
そのため、それぞれの家庭のライフスタイルに合った利用方法ができることがメリットです。

・バスタイムを快適に過ごしたいケース
バスタイムを快適に過ごしたいケースのときは、次のようなエコキュートがおすすめです。

(パナソニックのエコキュートの「酸素入浴機能」)
入浴しているときの快適度が酸素が含まれている空気が広がるお湯に浸かることによってアップするのみでなく、湯冷めしにくいという調査データがあります。
「酸素入浴機能」がパナソニックのエコキュートに搭載されることによって、バスタイムが非常に心地いいものになります。

(ダイキンのエコキュートの「マイクロバブル入浴」、三菱のエコキュートの「ホットあわー」)
「マイクロバブル」というのは、非常に小さい泡です。
ダイキンのエコキュートと三菱のエコキュートは、非常に小さいマイクロバブルに吸気口から取り込んだ空気を変えて、浴槽の中に送る機能が搭載されています。
体はこのマイクロバブルに当たることによって温まって、潤いを肌にもたらす美肌の効果も期待できるとされています。
美容面と健康面に気配りしたいときは、非常におすすめです。

(日立のエコキュートの「快泡浴」)
普通、浴槽のふろ循環アダプターからはお湯や水だけが出てきますが、日立のエコキュートの「快泡浴」は一緒に気泡が出てきます。
心地いいバスタイムを、弾ける気泡と勢いの増した水流が組み合わさった「ジェットバス(ジャグジー)」が演出してくれるでしょう。
また、「快泡浴」を使うと、体温を湯上り後に測ると湯冷めしにくくなるというデータもあります。
寒い秋や冬のようなシーズンにこそ、体の芯まで温まるためおすすめであるといえます。
なお、別売品の「快泡浴用風呂循環アダプター配管キット」が「快泡浴」を楽しむためには必要です。
浴槽によっては取り付けできないこともあるため、買う前に条件を必ずチェックしてください。
ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方へ
■まとめ

ここでは、ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方へ、主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターの特徴、主なメーカーのビルトインタイプIHクッキングヒーターのメリット・デメリット、主なメーカーのエコキュートの特徴についてご紹介します。

パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーターをおすすめしたいのは、幅広く本格的な料理を楽しみたい人、省エネ性能を重要視している人、お手入れを簡単にしたい人です。

三菱のビルトインタイプIHクッキングヒーターをおすすめしたいのは、よく煮込み料理を作る人、初めてIHクッキングヒーターを使う人、節電したい人です。

日立のビルトインタイプIHクッキングヒーターをおすすめしたいのは、カロリーコントロールをしたい人、スタイリッシュさやオリジナルの技術に興味がある人、調理時間を短くしたい人です。

ビルトインタイプIHクッキングヒーターをメーカー別に徹底比較されたい方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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