ガス給湯器の凍結でお困りの方へ

2021年9月16日

ガス給湯器の凍結でお困りの方へ
冬のシーズンになるとガス給湯器が凍結して困っている方も多くいるのではないでしょうか。

ここでは、ガス給湯器の凍結でお困りの方へ、ガス給湯器の凍結時の対処法、ガス給湯器の凍結予防策、エコキュートの配管凍結時の処置法についてご紹介します。
ガス給湯器の凍結でお困りの方へ
■ガス給湯器の凍結時の対処法

水は0℃以下になると凍結し始めます。
水道管でも、水が流れていると凍結しませんが、水栓を閉めると水に流れがなくなって、どんどん気温下がると凍結してきます。
一方、ガス給湯器は凍結すると使えなくなります。
ここでは、ガス給湯器の凍結時の対処法についてご紹介します。

●ガス給湯器の凍結によるトラブル

ここでは、ガス給湯器の凍結によるトラブルについてご紹介します。

・お湯が給湯栓から出なくなる
凍結がガス給湯器内で発生するくらい低い外気温のときは、水道管も凍結することがあります。
このときは、お湯のみでなく水も出なくなります。
ガス給湯器は水が流れていると加熱してお湯を沸かしますが、水が流れていないとお湯を沸かすことができません。
また、水が流れていないとガス給湯器の安全装置が作動するため、点火することもできません。

・ガス給湯器の配管が破損する
凍結するのみであれば問題ありませんが、水は凍結すると体積が大きくなります。
体積が大きくなっても給湯栓は閉まっているため、大きくなった体積が逃げられなくなります。
そのため、ガス給湯器の配管が破損することもあります。
ガス給湯器の配管が破損すれば水漏れが発生するため、修理が大掛かりなものになります。

●ガス給湯器の凍結が発生しやすい状況や地域

ガス給湯器の凍結が発生しやすいのは、ある程度状況が決まっています。
例えば、ガス給湯器の凍結が発生しやすいのは、外気温が-4℃程度といわれています。
ガス給湯器が凍結するのは0℃の外気温ではないかと考えるかもしれませんが、0℃の外気温でも基本的に0℃にガス給湯器の内部がなるまでには時間がかかります。
電気などもガス給湯器の内部では流れて発熱しているため、凍結するためには外気温が相当低下することが必要になります。
なお、-4℃まで外気温が低下しなくても、日陰にガス給湯器が設置されていたり、非常に強い風が吹いたりするときは、ガス給湯器の温度がすぐに低下するため凍結しやすくなります。
ガス給湯器の配管の凍結を実際に考える必要があるのは、寒冷地の北海道や東北地方などです。
しかし、寒冷地に住んでいる人は、基本的にガス給湯器の配管は凍結するものであるという考え方があるでしょう。
そのため、ガス給湯器が凍結するようなことはほとんどありません。
一方、寒冷地以外に住んでいた人が寒冷地に引越ししたときは、ガス給湯器の凍結が発生しやすくなります。
また、寒冷地ではない関東地方でも、大寒波が数年に1回くらいはあります。
このようなときは、ガス給湯器の本体や配管の凍結が関東地方の山沿いの地域で発生しやすくなります。
ほとんどガス給湯器の凍結が発生しないために凍結対策をつい忘れがちになり、水やお湯が朝起きて出なくなることがよくあるようです。

●凍結しやすい箇所と要因

ガス給湯器の本体が凍結することは、実際にはほとんどありません。
特に、凍結防止のための安全装置が最新のガス給湯器には搭載されているため、外気温が低下すれば凍結防止ヒーターでガス給湯器の本体を自動的に温めるようになっています。
ここでは、凍結しやすい箇所と要因についてご紹介します。

・水道配管
水道配管は、凍結が最も発生しやすい箇所です。
水道配管は、ガス給湯器から上水道までの箇所で、配管が温まる要素がガス給湯器の本体と比較するとないため、外気温が低下するとどんどん配管の温度が低下してきます。
普通は保温材を水道管に巻いていますが、完全に凍結が防止できるということではありません。
金属の箇所が一部でも露出していれば、温度がここから低下して配管の中の水が凍結します。

・配管とガス給湯器の接続部
ガス給湯器自体は凍結しにくいですが、配管とガス給湯器の接続部は保温材で上手く保護していなければ、冷えて凍結するときがあります。
接続部は非常に複雑な形であるため、業者でなければ保温材をきれいに巻くことができません。
上手く保温材が巻けていなければ、凍結が露出した金属の箇所から始まります。
このようなことは頻繁にあるということではありませんが、ガス給湯器が凍結したのではないかというときは配管とガス給湯器の接続部の可能性もあります。

●ガス給湯器が凍結したときの対処法

では、ガス給湯器が凍結したときはどのように対処すればいいのでしょうか?
実際には、ガス給湯器が凍結しても何もすることはありません。
ガス給湯器の配管などは保温材で保護して、凍結しにくいようになっています。
ガス給湯器が凍結すると、この保温材が逆に凍結した状態を保とうとします。
ガス給湯器が凍結したときの対処法としてはお湯などをかけるものもありますが、効果はそれほど期待できません。
なお、配管に熱湯をかけると配管が破裂することもあるため注意しましょう。
ガス給湯器が凍結したときは、凍結が自然に無くなるまで待つ必要があります。
このときは、ガス給湯器のリモコンの運転スイッチを切って、給湯栓を閉めておいてください。
また、外気温によっては、数日間ガス給湯器が凍結したままのこともあります。
水道管が凍結したときは水が調理や飲用に使えなくなるため、生活するために必要な水は念のために確保しておきましょう。

●ガス給湯器の配管が凍結で破裂したときの対処法

ガス給湯器の配管や水道管が凍結で破裂したときは、水が流れないようにメーターボックスの中の水道の元栓を閉めてください。
破裂したところがわかっているときは、布などを破裂したところに巻いて、指定給水装置工事事業者にすぐに連絡してください。
なお、それぞれの自治体のホームページなどで指定給水装置工事事業者は調べることができます。

●ガス給湯器の凍結時の対処法のまとめ

朝起きたときに、水やお湯が急に出なくなると焦るでしょう。
しかし、水道配管やガス給湯器は凍結するものであることを前もって把握しておくと、焦らないで対処ができます。
しかし、無理にガス給湯器の凍結を無くそうとすると配管が破裂することもあるため、凍結したときは自然に凍結が無くなるのを待ちましょう。
ガス給湯器の配管がもし破裂しているのであれば、給水の元栓を閉めて、破裂したところに布などを巻いて水が噴出しないようにして、指定給水装置工事事業者に修理してもらいましょう。
ガス給湯器の凍結で大切なのは、次のように凍結を予防することです。
ガス給湯器の凍結防止機能を使う
水を給湯栓から流し続ける
ガス給湯器や配管の水抜きをする
配管やガス給湯器が凍結しそうなときは、このような方法で凍結しないようにしましょう。
ちょっと準備をするのみで、ガス給湯器が使えなくなる状態を避けることができるため、外気温が凍結しそうなほど低下するときは、対策をしっかり行なっておきましょう。
ガス給湯器の凍結でお困りの方へ
■ガス給湯器の凍結予防策

ここでは、ガス給湯器の凍結予防策についてご紹介します。

●自動ポンプ運転と凍結予防ヒーターによる方法

基本的に、ガス給湯器には自動的に外気温が低下すると機器を保護するために、風呂側の自動ポンプ運転と給湯側の凍結予防ヒーターが搭載されています。
風呂側の自動ポンプ運転が始まると、ふろリモコンと台所リモコンの画面には凍結予防が表示されます。
このときは、コンセントにガス給湯器の電源プラグが差し込まれていることをチェックしてください。
電源プラグが抜けていると、自動ポンプ運転も凍結予防ヒーターも作動しないため注意してください。
ふろ循環アダプターより5cm以上浴槽の残り湯が高くなるようにしておいてください。
外気温をガス給湯器が感知して、ポンプを自動的に運転します。

●水を給湯栓から流す方法

この方法は、ガス給湯器の本体のみでなく、給水配管、給湯配管などの凍結も予防できます。
しかし、ポンプ運転によって風呂側は凍結を予防するため、コンセントから電源プラグを抜かないで、残り湯が浴槽のふろ循環アダプターより5cm以上高くなっていることをチェックしてください。
水を給湯栓から流す方法としては、次のようになります。
ガス給湯器のリモコンの運転スイッチを切ります。
浴槽の排水栓をした後にお風呂の給湯栓を開けて、浴槽に1分間に約400mLの水を流してください。
なお、このときは、水が浴槽から溢れることがあります。
混合水栓がサーモ付やワンレバーのときは、温度設定を最高にしてください。
給湯栓が浴槽の近くに無いときは、浴槽までシャワーホースを伸ばしてシャワーの水栓を開けてください。
水をシャワーから流すときは、浴槽に溜まった水にシャワーヘッドが浸からないようにしてください。
水量が安定しないことがあるため、30分程度後に水の量を再度チェックしてください。
混合水栓がサーモ付やワンレバーのときは、再度使うときに設定温度に注意してください。

●水抜きによる方法

この方法は、ガス給湯器の本体のみでなく、給水配管、給湯配管などの凍結も予防できます。
しかし、ポンプ運転によって風呂側は凍結を予防するため、コンセントから電源プラグを抜かないで、残り湯が浴槽のふろ循環アダプターより5cm以上高くなっていることをチェックしてください。
水抜きによる方法としては、次のようになります。
まず、給湯側を水抜きします。
ガス給湯器のリモコンの運転スイッチを切ります。
ガス給湯器の電源プラグはコンセントに入れたままにします。
ガス栓を閉めます。
給水元栓を閉めます。
シャワーなどを含む全ての給湯栓を開けます。
給水水抜き栓、給湯水抜き栓を開けます。
次に、風呂側を水抜きします。
ガス栓と給水元栓が閉まっていることをチェックします。
浴槽の排水栓を抜いて、完全に浴槽の水を排水します。
浴槽の全ての水が排水されたことをチェックしてから、浴室リモコンの運転スイッチを入れます。
浴室リモコンの画面が表示されて、運転スイッチのランプが点灯します。
浴室リモコンのおいだきスイッチを入れて、お湯や水が浴槽のふろ循環アダプターからが出てくることをチェックします。
浴槽がガス給湯器より高い2階の浴槽などのときは、ふろ往水抜き栓を開けて、浴室リモコンのおいだきスイッチを入れます。
お湯や水がふろ往水抜き栓から出てくることをチェックします。
排水が無くなると、浴室リモコンのおいだきスイッチを切ります。
浴室リモコンのおいだきスイッチを再度入れて、そのまま約1分間の排水運転を行います。
排水をチェックした後、浴室リモコンの運転スイッチを切ります。
数分間排水運転のままにすれば、故障表示が画面で点滅することがありますが、異常ではありません。
ふろ往水抜き栓、ふろ戻水抜き栓、ポンプ水抜き栓、ふろ水抜き栓を開けます。
中和器水抜きを開けます。
電源プラグをコンセントから抜きます。
分電盤の専用スイッチを切ります。
このような方法でガス給湯器の水抜きができますが、給湯栓や水抜き栓は次にガス給湯器を使うまでは開けた状態にしておきます。
なお、ガス給湯器の機種によって水抜きの方法が違っています。
水抜きの詳細な方法については、ガス給湯器の取扱説明書をチェックしてください。
水抜きしたガス給湯器を再度使うときの方法としては、次のようになります。
まず、給湯側に通水します。
シャワーなどを含む全ての給湯栓を閉めます。
給水水抜き栓、給湯水抜き栓を閉めます。
中和器水抜き栓を閉めます。
給水元栓を全開にします。
給湯栓を開けて通水をチェックした後、給湯栓を閉めます。
次に、風呂側に通水します。
ふろ往水抜き栓、ふろ戻水抜き栓、ポンプ水抜き栓、ふろ水抜き栓を閉めます。
コンセントに電源プラグを差し込みます。
分電盤の専用スイッチを入れます。
リモコンの運転スイッチが切れていることをチェックした後、ガス栓を全開にします。
リモコンの運転スイッチを入れます。
運転スイッチのランプが点灯して画面が表示された後に、自動スイッチを入れると自動で注水します。
給湯燃焼が画面に表示し、お湯が浴槽のふろ循環アダプターから出ることをチェックします。
自動スイッチを切ると、自動湯はりが止まります。
ガス給湯器への通水が終わると運転スイッチを切って、画面表示が消えて運転スイッチのランプが消えるのをチェックします。
なお、ガス給湯器の機種によって水抜きの方法が違っています。
詳細については、ガス給湯器の取扱説明書をチェックしてください。
ガス給湯器の凍結でお困りの方へ
■エコキュートの配管凍結時の処置法

ガス給湯器の凍結で困っているのであれば、エコキュートに交換するのがおすすめです。
エコキュートは、屋外に基本的に設置して、貯湯タンクに貯めているお湯を供給するため、非常に外気温の影響を受けやすくなります。
特に、北海道や東北地方などの寒冷地では、氷点下の日が冬のシーズンは続くようなことが多くあるため、エコキュートを凍結対策無しで使うと、配管の凍結によってお湯が出ないというようなトラブルも発生します。
このようなエコキュートの配管の凍結は寒冷地に多いもので、寒冷地以外では問題無いと思っている方も多くいるようです。
しかし、エコキュートの配管の凍結のトラブルは実際には寒冷地だけのものではなく、冬のシーズンでも外気温が氷点下になることが少ないところほど注意する必要があります。
というのは、寒冷地ではエコキュートの配管の凍結について考えているため凍結対策を行うのが当然になっていますが、寒冷地以外のところではエコキュートの配管の凍結対策を行わないことが多いためです。
このようなエコキュートの配管の凍結については、凍結がしばらく待って無くなるとお湯が出てきますが、凍結によって配管が破損することも最悪の場合はあります。
エコキュートの配管の凍結は、誰もが注意する必要があります。
ここでは、エコキュートの配管凍結時の処置法についてご紹介します。

●冬のシーズンにお湯が急に出なくなったときの対処法

エコキュートを使っているときは、寒い冬のシーズンに、朝起きて洗顔しようとしたときにお湯が出ない、エラーコードがリモコンに表示されている、などというようなことがあるでしょう。
特に、冬のシーズンでも普段は外気温が氷点下にまで低下することがそれほどないようなところに住んでいるときは、年に数回外気温が非常に低下したときなどにこのようなトラブルが発生することがあります。
お湯が急に出なくなったためにエコキュートのトラブルが発生したのではないかなどと心配になるでしょうが、非常に寒いときなどはまず配管の凍結を疑いましょう。
先にご紹介したように、エコキュートは屋外に設置することが多いために非常に外気温の影響を受けやすく、氷点下まで低下した外気温のために配管が凍結して、お湯が出なくなることは結構多くあります。
当然ですが、配管の凍結のみであれば、しばらく待つとお湯がそのうちに出るようになります。
しかし、エコキュートを10年近く使っているときは、配管の凍結によって配管そのものが破損することもあります。
ここでは、冬のシーズンにお湯が急に出なくなったときの対処法についてご紹介します。

・外気温が高くなるまで待つ
まず、最も簡単で単純な対処法としては、外気温が高くなるまで待つことです。
外気温が夜間に低下したためにエコキュートの配管が凍結してお湯が出ないときは、しばらくそのままにしておいて外気温が高くなってくるとお湯が自然に出るようになります。
特にお湯を急いで使う必要がないときは、ちょっと給湯栓を開けておいて、しばらく待っておくとお湯が出てきます。

・ぬるま湯を配管にかける
お湯をすぐに使いたいときの対処法としては、ぬるま湯を配管にかけるものがあります。
このときは、配管の凍結を無くすために、ぬるま湯を凍結した配管にかけるなどがおすすめです。
ぬるま湯をかける箇所としては、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを接続する配管と、貯湯タンクユニットと浴槽を接続するふろ配管です。
エコキュートの配管が凍結するのは、このような箇所です。
なお、早くエコキュートの配管の凍結を無くしたいということで、熱湯を配管にかけるのは駄目であるため注意する必要があります。
配管にかけるのは、人の体温よりちょっと高い程度のぬるま湯にする必要があります。
いきなり凍結した箇所に熱湯をかけると、配管が破損することがあります。
そのため、タオルなどを配管に巻いて、この上からぬるま湯を徐々にかけるのがおすすめです。
終わりに、きちんと配管の水分を拭き取っておきましょう。

●エコキュートの配管の凍結対策の方法

先にご紹介したように、エコキュートの配管が凍結したときは、お湯がしばらく待つのみでも出てきます。
しかし、凍結のためにエコキュートの配管そのものが破損することもあるため、基本的にエコキュートの配管を凍結させないことも考えておく必要があります。
ここでは、エコキュートの配管の凍結対策の方法についてご紹介します。

・給湯栓から水を少しだけ出しておく
まず、最も簡単なエコキュートの配管の凍結対策の方法としては、常に配管の中の水を流動させておくものです。
この方法は、水が流れている川が凍結しないことと同じようなものです。
つまり、エコキュートの配管の凍結対策としては、給湯栓から水がちょろちょろと出るようにしておくものです。
出しておく水の量としては、約200mL(1分間にコップ1杯くらい)で問題ありません。
しかし、水を常に出しておくということであるため、水道代が少しかかります。
なお、給湯栓から出す水については、浴槽などに貯めておいて洗濯するときの水などに使うと、水道代もあまり気にならないでしょう。
なお、水モードの温度設定が選べない機種もエコキュートの中にはあります。
このような機種のときは、貯湯タンクに貯まっているお湯を垂れ流しにするようになり、お湯が必要なときに不足することがあるため、あまりこの方法はおすすめではありません。

・入浴した後のお湯を排水しないでそのままにしておく
お風呂に全ての家族が入った後は、お湯を全て排水しないで、お風呂のお湯をふろ循環アダプターから10cm以上高くなることを目安に残しておく方法です。
エコキュートのフルオートタイプの中には、3℃を外気温が下回るときに自動でふろ配管の凍結予防運転を行う機能が搭載されているものがあります。
この機能を使うと、お風呂の残り湯をふろ配管の中で流動させることができるため、凍結を予防することができます。
浴槽に残り湯が無いときは、ふろ循環アダプターから水を吸ってポンプの作動音がするため、先にご紹介したレベルまでお湯を残しておくようにしましょう。

・エコキュートの配管の保温対策を行う
先にご紹介したエコキュートの配管の凍結対策は、天気予報などで非常に寒くなるときに、一時的に行うものになります。
つまり、エコキュートの配管の凍結対策としては恒久的なものではありません。
そのため、冬のシーズンでもエコキュートの配管の凍結などを防止したいと思うのであれば、前もってそれなりの対策を行う必要があります。
ここでは、エコキュートの配管の保温対策についてご紹介します。
エコキュートの配管を、ホームセンターなどでも売っている保温材で巻く方法です。
簡単に誰でも取り付けができるようになっているため、エコキュートの配管の凍結を防止したいと思っているときは試してみましょう。
また、配管に凍結防止用ヒーターを取り付けておくと、一定以下に外気温が低下すれば凍結防止ヒーターが自動的に作動して配管の凍結が防止できます。
配管の長さによって結防止用ヒーターの価格は違ってきますが、数千円~最高でも2万円くらいの価格でしょう。
電気屋であれば結防止用ヒーターの取り付けできるため、地元の電気屋に相談してみましょう。
このように、恒久的な凍結対策がエコキュートの配管を保温することによってできます。
一時的な方法であればつい忘れたというようなことも考えられるため、エコキュートを設置するときにこのような凍結対策を工事業者に一緒に頼むのが最もおすすめです。

●エコキュートの配管凍結時の処置法のまとめ

ここでは、エコキュートの配管凍結時の処置法についてご紹介しました。
冬のシーズンの凍結は、エコキュートだけでなく別の給湯器でも発生するトラブルです。
お湯が急に出なくなるため、エコキュートのトラブルが発生したのではないかと心配になるでしょう。
しかし、冬のシーズンにエコキュートのお湯が出なくなったときは、エコキュートのトラブルではなくまず配管の凍結の可能性があるでしょう。
エコキュートは屋外に設置することが多いため外気温の影響を受けやすく、凍結対策を全く行っていないときは配管が凍結することも多くあります。
このようなエコキュートの配管の凍結については、寒冷地の北海道などで発生するものであると多くの人が思っているでしょうが、実際にはこのようなところでは基本的に寒さに耐えるためにいろいろな凍結対策が行われています。
そのため、冬のシーズンでも外気温がそれほど低下しないというところに住んでいる人の方が、エコキュートの急な配管凍結でお湯が出なくなることが多いと思っておく方がいいでしょう。
ガス給湯器の凍結でお困りの方へ
■まとめ

ここでは、ガス給湯器の凍結でお困りの方へ、ガス給湯器の凍結時の対処法、ガス給湯器の凍結予防策、エコキュートの配管凍結時の処置法についてご紹介しました。

ガス給湯器が凍結したときは、凍結が自然に無くなるまで待つ必要があります。

ガス給湯器の凍結予防策としては、次のようなものがあります。

・自動ポンプ運転と凍結予防ヒーターによる方法

・水を給湯栓から流す方法

・水抜きによる方法

ガス給湯器の凍結でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら
みずほ住設のフリーダイヤルまで
お気軽にご連絡ください!
☎️0120-944-356
info@mizuho-jyusetu.com
http://mizuho-jyusetu.com


PAGE
-TOP