IHクッキングヒーターを使うための契約アンペア数を知りたい方へ

2021年12月10日

IHクッキングヒーターを使うための契約アンペア数を知りたい方へ
IHクッキングヒーターを使うときは契約アンペア数について注意する必要があります。

ここでは、IHクッキングヒーターを使うための契約アンペアを知りたい方へ、電気の契約アンペア数を選ぶ方法、IHクッキングヒーターの契約アンペア数、オール電化住宅の契約アンペア数を選ぶ方法についてご紹介します。
IHクッキングヒーターを使うための契約アンペア数を知りたい方へ
■電気の契約アンペア数を選ぶ方法

IHクッキングヒーターを使うときには、自宅の電気の契約アンペア数をチェックする必要があります。
しかし、自宅の電気の契約アンペア数がわからない方も多くいるのではないでしょうか。
自宅の電気の契約アンペア数がわからないときは、一度チェックしてみましょう。
ここでは、電気の契約アンペア数を選ぶ方法についてご紹介します。

●電気の契約アンペア数とは?

アンペアというのは、電気の量である電流の単位です。
電力会社と電気の契約をするときは、どの程度の電気の量が必要かを契約アンペア数として決めます。
従量電灯プランというのは、電力会社の多くが採用しており、最も一般家庭に普及している電気料金プランです。
従量電灯プランは、同時に使える電気の量が契約アンペア数によって決まり、基本料金も契約アンペア数によって違います。
同時に使える電気の量は大きい契約アンペア数になるほど多くなりますが、基本料金は高くなります。
なお、関西電力、四国電力、中国電力、沖縄電力などでは、電気料金制度がアンペア契約でないこともあります。
このときは、契約が電気の使用量に応じたものになります。

●適した契約アンペア数でないとどうなるか?

小さ過ぎる契約アンペア数のときは、同時にいくつかの電気製品を使うと契約アンペア数をオーバーして、ブレーカーが頻繫に落ちます。
例えば、電子レンジで調理をしているときにアイロンを使えばブレーカーが必ず落ちるようになります。
ブレーカーがいつも同じような時間に落ちるときは、小さ過ぎる契約アンペア数になっているかもしれません。
パソコンなどを使っているときに急にブレーカーが落ちると、作っているデータなどが壊れることもあります。
一方、大き過ぎる契約アンペア数のときはブレーカーは落ちませんが、必要以上に基本料金がかかるようになります。
余裕が契約アンペア数にあるくらいであれば適した契約アンペア数ですが、同時に使う電気製品に対して契約アンペア数が大き過ぎるときは、電気代が無駄にかかるため注意しましょう。

●契約アンペア数を選ぶ方法

東京電力によれば、一般家庭の従量電灯Bプランの契約アンペア数の平均は30Aで、290kWhの電力使用量になっています。
一人暮らしのときは20Aの契約アンペア数でもブレーカーが落ちないこともありますが、エアコン以外にIHクッキングヒーターや電子レンジなどを使うときは30Aの契約アンペア数にするのがおすすめです。
家族数が4人くらいで、いくつかの部屋でエアコンを使って、同時にIHクッキングヒーターなどをよく使うときは40Aの契約アンペア数にするのがおすすめです。
これでもブレーカーがまだ落ちるときは、50Aの契約アンペア数がおすすめです。
また、契約アンペア数を選ぶときは、同時に使うことがある電気製品のアンペア数をトータルして決める方法もあります。
電気製品によって実際のアンペア数は違いますが、それぞれの電気製品のアンペア数の目安としては次のようになります。

電子レンジは15A
IHクッキングヒーターは14A
アイロンは14A
IHジャー炊飯器は13A
ドライヤーは12A
電気ケトルは11A
掃除機は10A
電気カーペットは8A
エアコンは6.6A
洗濯機は3A
冷蔵庫は2.5A
テレビは2A
デスクトップパソコンは1.5A
照明は1A
パソコンのモニターは0.8A

例えば、IHクッキングヒーター、ドライヤー、エアコンを同時に使うと32.6Aになり、30Aをオーバーします。
これ以外に、常に冷蔵庫や照明なども使っているでしょうから、40Aの契約アンペア数にする方がいいでしょう。
ブレーカーが落ちないようにするためには、一時的に使う電子レンジや掃除機などの電気製品をトータルした同時に使う最大のアンペア数を考えておく必要があります。

●契約アンペア数をチェックする方法と変える方法

最も簡単に契約アンペア数をチェックする方法は、ブレーカーを見るものです。
ブレーカーを見ると、契約アンペア数が40Aなどと表示されています。
また、契約アンペア数は電力会社から届く検針票(電気ご使用量のお知らせ)にも表示されています。
さらに、電力会社のホームページでも契約アンペア数はチェックできます。
契約アンペア数を変えるときは、契約している電力会社に連絡して申し込みしましょう。
電力会社のカスタマーセンターなどの電話番号が、検針票(電気ご使用量のお知らせ)に記載されています。
契約アンペア数を変える申し込みのときはお客様番号が必要になるため、前もって準備しておきましょう。
なお、無料で契約アンペア数は変えてくれます。
しかし、契約アンペア数を変えると1年間は変えることができないため注意しましょう。
また、契約アンペア数を変える申し込みは、電力会社のホームページでできることもあります。
会員ページなどがあるときは、申し込みが簡単にできるでしょう。
契約アンペア数が気になるときは、自宅に適した契約アンペア数を一度チェックしてみましょう。
契約アンペア数を選ぶときは、電気製品を使うときに問題がなく、しかも電気代が無駄にならないように選ぶことが必要です。
IHクッキングヒーターを使うための契約アンペア数を知りたい方へ
■IHクッキングヒーターの契約アンペア数

IHクッキングヒーターを使うときは、契約アンペア数に注意しないと、ブレーカーが急に落ちることがあります。
ここでは、IHクッキングヒーターの契約アンペア数についてご紹介します。

●40Aの契約アンペア数

電力が自由化になったことによって、電気料金が安い電気料金プランをいろいろな企業が販売していますが、電気代をできるだけ安くしたいときは小さい契約アンペア数にするのがおすすめです。
なお、電力会社の中には、最低利用料金が契約アンペア数の代わりに設定されていたり、基本料金自体がなかったりするところもあります。
エコキュートとIHクッキングヒーターを使うオール電化住宅のときは同時に使う電気量が多いため、普通は60Aの契約アンペア数にします。
しかし、ガスと電気を使う住宅のときは、契約アンペア数がよくわからないでしょう。
そのため、電力会社にIHクッキングヒーターを使うときの契約アンペア数を聞くと、40Aの契約アンペア数で問題ないというアドバイスがあるかもしれませんが、ブレーカーが落ちるようなときは電気を注意して使う必要があります。
なお、大量に電気を使う電気カーペットやオイルヒーターを常に使っていないときは、40Aの契約アンペア数でもIHクッキングヒーターを使ってもブレーカーは落ちません。
しかし、IHクッキングヒーターのトッププレートとグリルを同時に使うとともに、電子レンジのグリル機能と23畳のリビングのエアコンを使うとブレーカーが落ちます。
そのため、同時に消費電力が大きい電子レンジのグリル機能は使えません。
しかし、500Wの火力で冷めたおかずなどを電子レンジで加熱しながら同時にお米を炊飯器で炊いたり、お湯をIHクッキングヒーターで沸かしたりするのみではブレーカーは落ちません。

ここでは、消費電力が大きい電気製品についてご紹介します。
IHクッキングヒーターは最大3.5kW(約18A)
エアコン(23畳、200V)は2.2kW(11A)
電子レンジオーブン&グリルは1.4kW(14A)
ドライヤーは1.2kW(12A)
炊飯器は0.8kW(8A)
布団乾燥機は0.68kW(6.8A)
このように、IHクッキングヒーターのみで最大約18Aを使うようになります。
同時にIHクッキングヒーターと電子レンジを使うと30A余りになるため、契約アンペアを考えないで電気製品を使うとブレーカーが落ちるため注意しましょう。
なお、IHクッキングヒーターと電子レンジを使うときに、同時にドライヤーを使ったり、お米を炊飯器で炊いたりするときは注意する必要がありますが、家族数が3人のときであれば40Aの契約アンペア数で十分です。
子供が大きくなれば自分の部屋にいることが多くなるでしょうが、電子レンジに比較するとエアコン、パソコン、テレビの消費電力は小さいため、それほど気にする必要はありません。
しかし、年末年始に来客があるときは最も注意する必要があり、エアコンを複数の部屋で使ったりしながら、調理を高火力でするとブレーカーが落ちることがあります。

●50Aの契約アンペア数

食器洗い乾燥機や乾燥機能付きのドラム式洗濯機などの大型の電気製品を使うときは、契約アンペア数がタイミングによって足りなくなることがあるため注意しましょう。
契約アンペア数を大きくすると基本料金が高くなりますが、ドラム式洗濯機の乾燥を使いながら調理をするなど、同時に電気を使うことが多いときは50Aの契約アンペア数がおすすめです。
ガスレンジを使うときは、同時にドラム式洗濯機や食器洗い乾燥機を使っても40Aの契約アンペア数で対応できますが、IHクッキングヒーターを使うのであれば、50Aの契約アンペア数の方が電気を安心して使えます。
例えば、寒い朝にエアコンを使いながらご飯を炊飯器で炊いて、味噌汁をIHクッキングヒーターで作りながら魚をグリルで焼いて、料理を電子レンジで温めているときに髪の毛をドライヤーで乾かしたりすると、40Aの契約アンペア数では足りなくなります。
家族数が4人以上でも自宅にいる時間帯が違うのであれば40Aの契約アンペア数でも問題ありませんが、起きる時間が同じで朝に消費電力の大きい電気製品を一度に使い始めるときは50Aの契約アンペア数の方がおすすめです。

●契約アンペア数は変えることができる

同時にIHクッキングヒーターと電子レンジを使わなければブレーカーが落ちないため、40Aの契約アンペア数でも十分でしょう。
しかし、将来的に乾燥機能付きドラム式洗濯機に交換したり、食器洗い機に交換したりするのであれば、40Aの契約アンペア数では足りなくなるでしょうから、50Aの契約アンペア数に変える必要があります。
契約アンペア数は簡単に変えることができ、東京電力であれば申し込みがホームページからできますが、急いでいるときやお客様番号がわからないときは電話でも申し込みすることができます。
最近は、電気が安い電力会社もあるため、電力会社を変えることを検討するのもおすすめでしょう。
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■オール電化の契約アンペア数を選ぶ方法

IHクッキングヒーターを使うために契約アンペア数を知りたいと思っているのであれば、一緒にガス給湯器からエコキュートに交換するのがおすすめです。
ガスと電気を併用している住宅のときは、オール電化住宅にすると電力プランを変える必要があります。
電力プランを変えるときは、契約アンペア数に注意する必要があります。
自宅で電気を使い過ぎてブレーカーが落ちて、停電したような経験がある方も多くいるでしょう。
自宅で同時に使える電気の量は、電力会社との契約アンペア数によって決まります。
消費電力がエコキュートやIHクッキングヒーターは割合大きい電気製品であるため、契約アンペア数が小さいとブレーカーが頻繫に落ちます。
ここでは、オール電化住宅の契約アンペア数を選ぶ方法についてご紹介します。

●アンペアとは?

電流の量の単位が、アンペアです。
契約アンペア数は、自宅で同時に使える上限の電気量になります。
一般的な家庭では、10A~100Aの契約アンペア数になることが多くあります。
電気製品の消費電力はいろいろですが、1つずつの電気製品を使うときはそれほど大きなものにはなりません。
しかし、家族数が多いときはいろいろな電気製品を同時に使うことも多くあるでしょう。
このようなときは、契約アンペア数をオーバーする電気製品を使うとブレーカーがすぐに落ちます。
例えば、20Aの契約アンペア数のときは、10Aの掃除機や15Aの電子レンジを個別に使うことができます。
しかし、2つをトータルすると25Aになるため、同時に掃除機と電子レンジを使うことができません。
同時に多くの電気製品を使いたいときは、大きい契約アンペア数にする必要があります。
また、電力会社によっては契約が30A以上の契約アンペア数でないとできないなど、制限がサービスしている契約アンペア数にあるため前もってチェックしておきましょう。

●契約アンペア数が適していないときのトラブル

ここでは、契約アンペア数が適していないときのトラブルについてご紹介します。

・契約アンペア数が大き過ぎる
契約アンペア数が実際に使っている電気の量に対して大き過ぎるときは、多くの電気製品を同時に使うことができるため、日常生活では便利になります。
しかし、月々の電気代が高くなります。
電気の基本料金が契約アンペア数で決まるプランも多いため、大きい契約アンペア数になるほど電気代も高くなります。
家族数が少なくなったりして同時に使う電気の量が少なくなったときは、契約アンペア数を小さくすることによって電気代が安くなります。

・契約アンペア数が小さ過ぎる
契約アンペア数が小さ過ぎるときは、ブレーカーが頻繫に落ちます。
例えば、冷凍食品を電子レンジで解凍しているときに髪の毛をドライヤーで乾かすときは、契約アンペア数が小さいとブレーカーがすぐに落ちます。
ブレーカーが落ちたときは、調理などができないのみでなく、電気製品の時計設定などもやり直す必要があるため非常に面倒でしょう。

●自宅の契約アンペア数をチェックする方法

自宅の契約アンペア数がわからない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、自宅の契約アンペア数をチェックする方法についてご紹介します。

・分電盤をチェックする
自宅の契約アンペア数は、分電盤にあるブレーカーに表示されている色や数字でチェックできます。
例えば、40Aの表示がブレーカーの契約アンペア数です。
分電盤にあるブレーカーに数字が表示されていたり、ブレーカーのラベルの色が違っていたりするため、ブレーカーをチェックしましょう。
例えば、中部電力では基本料金が契約アンペア数で変わりますが、分電盤の中のブレーカーに数字が表示されていたり、色わけされたりしているためチェックしやすくなっています。
ブレーカーの色と契約アンペア数としては、次のようになっています。
赤色は10A
茶色は15A
黄色は20A
緑色は30A
灰色は40A
紫・緑色は50A
灰・黒色は60A
なお、関西電力では、契約アンペア数に関係なく基本料金は同じであるため、普通の住宅のときは50A、オール電化住宅のときは60Aあるいは100Aにほとんど設定されています。

・検針票や請求書でチェックする
契約アンペア数は、電力会社から毎月届く検針票や電気代の請求書にも書かれています。
最近は請求書が届かないことも多くありますが、このときは電力会社のホームページでもチェックできるため、契約している電力会社の会員ページなどでチェックしましょう。

●オール電化住宅に必要な契約アンペア数

オール電化住宅にすると、住宅全体の電気使用量が多くなるため契約アンペア数が小さいとブレーカーが頻繫に落ちます。
一般的に契約している電気料金プランの従量電灯のときは、基本料金がアンペア数に応じて高くなっています。
しかし、電力会社のオール電化向けの電気料金プランは、基本料金が100A(10kVA)までの契約アンペア数は定額のときが多くあります。
オール電化住宅のときは、ほとんど60A(6kVA)あるいは100A(10kVA)の契約アンペア数で契約します。
60Aの契約アンペア数までは費用をほとんどかけないで多くは増設できますが、100Aに切り替えるときは分電盤の交換や引込線の張替えなどが必要なこともあり、5万円~10万円くらいかかることがあります。
オール電化住宅でも家族数が2人~3人のときは60Aの契約アンペア数でも多くは問題ありませんが、大きな住宅であったり、家族数が多かったりして電気を同時に使うようなときは100Aの契約アンペア数の方がいいでしょう。

●契約アンペア数と基本料金

北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力と契約しているときは、契約アンペア数が大きくなるとその分基本料金が高くなります。
ここでは、一般的に中部電力で契約している従量電灯Bの電気料金プランについてご紹介します。
契約アンペア数が10Aのときは基本料金が286.00円
契約アンペア数が15Aのときは基本料金が429.00円
契約アンペア数が20Aのときは基本料金が572.00円
契約アンペア数が30Aのときは基本料金が858.00円
契約アンペア数が40Aのときは基本料金が1144.00円
契約アンペア数が50Aのときは基本料金が1430.00円
契約アンペア数が60Aのときは基本料金が1716.00円
このように、契約アンペア数が10A大きくなると、286円ずつ基本料金が高くなります。
契約アンペア数が足りないとブレーカーが落ちますが、大き過ぎる契約アンペア数のときは3,432円以上年間に出費するようになるため注意しましょう。
一方、関西電力、四国電力、中国電力、沖縄電力は、最低料金を使用量に応じて支払う設定です。

このような電力会社では、最低料金が60A(6kVA)までは同じです。
また、毎月の電気料金は契約アンペア数を下げても変わらないため、特別のことがなければ60Aの契約アンペア数がいいでしょう。
オール電化住宅向けの電気料金プランは、基本料金が100A(10kVA)までは同じです。
そのため、1Aでも100Aでも電気が同じ料金で使えるため、当然ですが、最大の100Aの契約アンペア数にするのがおすすめです。
ほとんどの家庭で60Aの契約アンペア数までは追加工事もなくアップすることができますが、100Aの契約アンペア数にアップするときは家の中に引き込む電線を張り替えたり、分電盤を増設したり、交換したりする工事などが必要です。
住宅の設備状況によっても違いますが、5万円~10万円くらいかかることが多くあります。
また、60Aの契約アンペア数でも問題なく、工事を別にしたくないときは、60Aの契約アンペア数までアップすることも多くあります。

●最適な契約アンペア数を計算する方法

電気料金が契約アンペア数によって変わる電力会社と契約しているときは、自宅の最適な契約アンペア数が気になるでしょう。
ここでは、最適な契約アンペア数を計算する方法についてご紹介します。
消費電力が、電気製品には表示されています。
消費電力の単位はWあるいはkWで表示され、電気をどの程度使うかがわかります。
住宅の電気製品の電源は、100Vあるいは200Vです。
例えば、消費電力が500Wの冷蔵庫を使うときは、アンペア数が500Wを100Vで割った5Aになります。
電子レンジの消費電力は1500Wくらいが多くありますが、このときのアンペア数は1500Wを100Vで割った15Aになります。
個々の電気製品の消費電力はそれほど大きなものではありませんが、同時に使い過ぎると契約アンペア数をオーバーしてブレーカーが落ちるため注意しましょう。
使う電気製品のアンペア数のトータルが契約アンペア数をオーバーしなければ問題ないため、同時に電気製品を使うことが少ない1人~2人暮らしの家庭は、30Aくらいの契約アンペア数でもブレーカーが頻繫に落ちることはないでしょう。

●契約アンペア数を変える手続き方法

契約アンペア数を変えるときは、契約先の電力会社に連絡して変えたい旨を伝えましょう。
契約アンペア数を変える手続きをすると、ブレーカーの設置、撤去などを電力会社のスタッフが訪問して行ないます。
ブレーカーの工事のときは停電するため注意しましょう。
契約アンペア数を変えるのは、無料で電力会社が行なってくれます。
しかし、単二から単三への変更や幹線の張替えが必要なときは、有料になることがあります。
契約アンペア数を変えるのは、基本的に年に1回だけになります。
そのため、例えば、電気を多く使用する夏と冬のシーズンのみに契約アンペア数をアップして、これ以外のシーズンにまた戻すことはできないため注意しましょう。

●オール電化の契約アンペア数を選ぶ方法のまとめ

ここでは、オール電化の契約アンペア数を選ぶ方法についてご紹介しました。
同時に住宅の中で使える電気のトータル量は、契約アンペア数によって決まります。
アンペア制を採用している東京電力などの電力会社では、基本料金が大きな契約アンペア数になるほど高くなります。
契約アンペア数が小さ過ぎるとブレーカーが頻繫に落ちるため注意しましょう。
オール電化住宅のときは、ほとんど60Aや100Aの契約アンペア数になります。
家族数や住宅の大きさによって、適した契約アンペア数を選びましょう。
基本的に契約アンペア数をアップする工事は無料ですが、住宅の設備状況によっては別途配線の交換工事費用などがかかることがあります。
配線の交換工事費用などは5万円~10万円くらいでできるため、予算と相談して契約アンペア数を必要であればアップしましょう。
オール電化住宅にするときは、契約アンペア数のアップが基本になります。
IHクッキングヒーターを使うための契約アンペア数を知りたい方へ
■まとめ

ここでは、IHクッキングヒーターを使うための契約アンペアを知りたい方へ、電気の契約アンペア数を選ぶ方法、IHクッキングヒーターの契約アンペア数、オール電化住宅の契約アンペア数を選ぶ方法についてご紹介しました。

一人暮らしのときは20Aの契約アンペア数でも問題ないこともありますが、30Aの契約アンペア数にするのがおすすめです。

家族数が4人くらいのときは40Aの契約アンペア数にするのがおすすめですが、ブレーカーが落ちるときは50Aの契約アンペア数も考えましょう。

IHクッキングヒーターを使うための契約アンペアを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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