【完全網羅】お風呂のカビの種類から除去と対策
2020年12月5日
「ふとお風呂の壁やゴムパッキンを見ると黒いポツポツ」
「排水溝周りや床の隅にピンクでヌルヌルしたのが広がっている」
お風呂のカビを見かけると、途端に気になってしまいますよね。
せっかくのリラックスタイムが台無しです。
当記事ではお風呂のカビを種類から知り、除去と対策まで書いております。
お風呂のカビを根絶してリラックスタイムを取り戻しましょう!
敵を知れば怖くない!お風呂のカビの種類と特徴
お風呂に生えるカビの正体は菌です。
その為、放置しておくと人体に影響を及ぼす危険性があります。
まずはお風呂場のカビの種類と特徴を知って適切な対処を心がけましょう。
赤カビ
いくら掃除をしても、数日経つと水道周りや床の端っこに現れるのが赤カビです。
ぬるぬるしていてピンクの汚れが特徴です。
赤カビの正体は酵母菌で「赤色酵母」と呼ばれています。
お風呂の赤カビは、人体には影響はありませんが黒カビのエサになります。
黒カビは人体に影響を及ぼすので、赤カビは放置せず除去と対策を心がけましょう。
赤カビが好む環境は以下の3点です。
・25℃前後の温度
・皮脂や石鹸カスなどの栄養
・70%以上の湿度
赤カビの弱点は以下の3点になります。
・50℃以上の高音
・アルコール
・アルカリ性のもの
黒カビ
黒カビは風呂場の壁や天井、ゴムパッキンなどの見えない隙間に侵入して増殖します。
その為、私たちが黒カビを発見した時には奥深くまで侵食されています。
黒カビは「グラドスポリウム」という糸状菌で、胞子を空気中に飛散させます。
黒カビの胞子を吸ってしまうとアレルギー症状など、人体に影響を及ぼす危険性があります。
黒カビを発見したら早急に対処しましょう。
黒カビが好む環境は赤カビと同じです。
・25℃前後の温度
・皮脂や石鹸カスなどの栄養
・70%以上の湿度
黒カビの弱点も赤カビと同じです。
・50℃以上の高温
・アルコール
風呂のカビを掃除して根絶しましょう
まずは発生してしまったカビを除去し、カビを根絶しましょう。
お風呂のカビの除去は壁面と天井によってやり方が違います。
下記の手順に従って安全にカビを除去しましょう。
また、カビ取り剤は有害ですので体調が万全の時に行いましょう。
壁やゴムパッキンのカビを除去する手順
準備:装備一式(長袖・長ズボン・マスク・防護メガネ)、カビ取り剤、キッチンペーパー
手順
1.高温のシャワーで流す
皮脂や石鹸カスを落とすためです。
前日にやっておくと時間短縮になります。
2.お風呂場を完全に乾かす
換気をする、タオルで拭くなどして乾かしましょう。
3.装備を整え、カカビ取り剤を散布する
壁などのカビが発生してる部分に向けて、15cm以上離して散布してください。
4.四隅やゴムパッキンにはキッチンペーパーを使う
キッチンペーパーにカビ取り剤を染み込ませ、密着させるように貼りつけましょう。
5.放置する
お使いのカビ取り剤の指定する時間まで放置してください。
6.水で流す
キッチンペーパーは事前に取り除き、水でしっかり流しましょう。
7.水気を拭き取って乾かす
換気をする、タオルで拭き取るなどして完全に乾かしたら終わりです。
天井のカビを除去する準備と手順
準備:装備一式、キッチンペーパー、カビ取り剤、手が天井に届かない場合は椅子
手順
1.テストする
キッチンペーパーにカビ取り剤を染み込ませ、天井の端などに軽く当てます。
色落ちや傷みなどを確認したら即、中止して下さい。
2.天井に貼りつける
カビ取り剤を染み込ませたキッチンペーパーを、カビが見える部分に貼りつけます。
天井に届かない場合は、椅子などを使用しましょう。
3.放置する
カビ取り剤の指定する時間まで放置します。
4.雑巾などで拭き取る
キッチンペーパーを取り除き、濡れた雑巾などで水拭きしましょう。
5.水気を完全に拭き取る
最後に乾いたタオルなどで水気を拭き取ったら終わりです。
今日の入浴後から出来るカビ対策
カビを根絶したあとは、発生させないために対策を行いましょう。
今日の入浴後から対策を行なって、快適な入浴を楽しみましょう。
入浴後の対策
入浴後に以下の対策をすることでカビが繁殖出来ない環境を作ります。
1.お風呂場全体をシャワーで流す
熱めのお湯で皮脂や石鹸カスを流し、冷水で室温を下げます。
2.水を拭き取る
壁や天井の水滴、蛇口周りやお風呂グッズも拭き取りましょう。
拭くものは自分の体を拭いたバスタオルでも構いません。
3.換気扇を回す
入浴後は2時間以上回しましょう。
定期的な掃除で対策
定期的な掃除でカビを予防しましょう。
掃除のペースは1.2週間に1回が目安です。
1.換気扇を掃除する
空気の循環には換気扇は必須です。
定期的に埃を取るなどして掃除をしましょう。
2.アルコールで風呂場全体を拭く
キッチンペーパーなどをアルコールスプレーで湿らせて風呂場全体を拭きましょう。
収納アイテムで通気性を良くしましょう
浴槽やカウンターにシャンプーボトルやおもちゃを直置きすると、カビの発生原因になります。
収納アイテムを駆使して通気性を保ちましょう。
1.シャンプーラック
ステンレスタイプのラックが通気性も良くて丈夫なのでオススメです。
2.お風呂用フック
お風呂掃除の道具やボディタオルを掛けておきましょう。
3.おもちゃ入れ
通気性の良いネットタイプがオススメです。
シンプルなデザインのものが良いですね。
まとめ
カビは高温・多湿・栄養で繁殖していきます。
カビを発見した時は適切な除去をしましょう。
また、通気性を保ち、水気を拭き取るなどしてお風呂を綺麗に保ちましょう。
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