IHの寿命

2020年6月10日


調理にIHクッキングヒーターを利用している人も多いのではないでしょうか?
一昔前のIHコンロは火力が弱いという問題もあり、オール電化を導入するときのネックにもなっていた事がございます。

最近のIHコンロに関しては十分な火力を得られるようになっております。
熱効率に関してはガスよりもIHの方が優れていますし、火を利用しないということから住宅火災の不安が無くなります。

オール電化で光熱費削減を目指せるというメリット面が大きくなっています。
オール電化を導入してIHクッキングヒーターを利用し始めた場合は、設備の耐用年数が気になるという方が多いのではないでしょうか?

ガスコンロであれば火力が弱くなっているなど、劣化を目で確認することもできます。
IHコンロの場合は表面的に劣化を感じるのは難しいものです。

ガスよりも複雑な作りになっていそうなIHであれば、修理にかかる部材等の費用を心配する人も少なくありません。
IHコンロの寿命や修理と買い替えにかかる費用について簡単にご案内させて頂きます。

寿命は?

一般的なIHクッキングヒーターの寿命は10~15年程度とされています。
しっかりと日々のお手入れを欠かさずに行っていれば20年以上持つ場合もありますが、お手入れや使い方が悪い場合は10年持たずに故障してしまうことも多々ございます。

一般的なガスコンロの寿命は7~10年程度と言われています、製品的な寿命に関してはIHクッキングヒーターの方が若干長くなっています。IH寿命で注意が必要なのは上部のヒーター部分と下部のグリル部分で若干寿命の違いがある点です。

10~15年という耐用年数に関しては上部のヒーター部分の寿命と考えておきましょう。
製品によっては下部に魚調理用グリルがついているタイプがあるのですが、このグリル部分に関してはヒーター部分よりも短い7~10年が寿命とされています。

グリルで魚を焼く時などは調理のための塩や魚の油がグリル内に溜まってしまうためで、これらが劣化して穴が開いてしまい温度調整に異常をきたしたりします。グリル部分りのお手入れはヒーター部分よりも念入に行う必要があります。

メンテナンスの仕方は消耗品を早めに交換したり年に5回程度空焼きするなどが有効なので、このメンテナンスにより少しでも長持ちさせる工夫をしましょう。
製品の修理にはメーカー純正品の部品が必要になりますが、一般的に製造を終了してから6~10年程度しか部品の保管を行っていません。

10年を超えるような長く使用したIHクッキングヒーターの場合は修理したくても部品が欠品ということもあります。
この場合は基本的に買い替えしなければなりません。

寿命の見極め

IHの耐用年数については分かっていただけましたね。
しかし、耐用年数に関してはあくまでも目安なので10年を過ぎれば必ず故障するわけでもありません。

買い替えや修理の判断はどのようにすればよいのでしょうか?
IHクッキングヒーターの代表的な異変をご紹介しておきますので、このような症状が出た場合は業者さんに点検してもらうようにしましょう。

ヒーターの火力低下

IHクッキングヒーターは寿命が近くなるとヒーター部分の経年劣化で火力が低下してしまいます。
お湯を沸かす際にお湯が沸くのに時間がかかるようになってきたと感じたら買い替えのサインと思いましょう。

電源が入らない

調理中に煮こぼれや吹きこぼれが発生した場合はそれが原因で内部基盤が損傷してしまう可能性があります。
一度や二度の吹きこぼれなどでいきなり故障することは考えにくいですが、それが蓄積して劣化が進行してしまいます。

最終的には電源ボタンを押してもなかなか電源が入りにくくなる現象が現れることが多いです。
この場合は、故障か寿命が近づいているサインです。

このような症状は比較的に寿命と判断するためにわかりやすいポイントとなります。
この他に使用中にブーンという異音がなったり、ヒーターやグリルの温度が上がらなかったり、すぐにブレーカーが落ちてしまう事などもございます。

このような症状が良く出てしまう場合は寿命が近づいているサインなので買い替えの検討をしましょう。


修理費用は?

IHの修理をする場合には部品代+工事費用+出張費用という計算になるのが一般的です。
保証期間内であれば無料で修理してもらえるのですが、保証期間後の修理であれば数万円単位の費用が必要になるのが一般的です。

メーカー修理でもメーカー外修理で一般の施工店で修理してもらう場合でも出張費込みで1~6万円程度かかる場合が多いです。

買い替え費用

修理ではなく買い替える場合の費用相場についてもご紹介しておきましょう。
IHコンロの買い替えの場合は新しく購入するIHクッキングヒーターの本体の価格と工事費用が掛かります。

本体費用

IHの本体価格に関してはタイプによって大幅に費用が異なります。
ビルトインタイプの場合はシンプルで出来るだけ安価なものなら35,0000円程度で購入できるでしょう。

最新モデルの高機能なIHクッキングヒーターとなると200,000円前後するような高額な高級タイプのものもございます。
IH本体に関してはご家庭ごとに予算や好みの問題がありますので、よく考えて選びましょう。

どのようなタイプを選択するにしてもサイズだけ間違えないように気をつけなければなりません。

設置工事費用

工事費用には施工会社によって異なるのですが一般的な費用相場は1.5万円~2万円程度です。
費用相場に関してはクッキングヒーター本体と工事をセット依頼が前提です。

最近は通販やオークションなどでIHクッキングヒーター単体で販売されていることが多いので、本体は自分で購入して設置工事だけを依頼するパターンも増えています。
この場合は設置工事費用が少し割高になるのが普通ですので、結果的にセットで依頼したほうが安くなります。

IHクッキングヒーターの工事費用には既存IHの撤去と天板周りの清掃、新しいIHクッキングヒーターの取り付けと取り外したIHクッキングヒーターの処分費が含まれます。

IHクッキングヒーターの見積りを取った場合、極端に安い見積書が出てくることがあるのですが注意しましょう。

この場合、古いIHクッキングヒーターの処分が含まれていない場合があるので、どういった内容が見積書内に含まれているのか歯きちんと確認しなければいけません。

買い替えと修理

IHクッキングヒーターは修理して利用するのと買い替えはどちらが良いのでしょうか?
修理費用が4万円を超えるのであれば買い替えの方がお得です。

最も安いタイプのものを選ぶのであれば工事費を含めて6万円以下で収まるので、修理費用が高額であれば新しく購入したほうが使い勝手も良くなるからです。
修理費用が2万円以下でも10年を超えて使用しているヒーターであれば買い替えがオススメです。

10年を超えだと修理してもすぐに他の場所が故障してしまうことも珍しくないので、何度も修理しているうちに新品を購入するよりお金が掛かることもございます。

IHクッキングヒーターであれば、を使わずに調理できるため、小さなお子様や高齢者がいるご家庭では非常に安全に利用できるというメリットもあります。
日々のお手入れもガスコンロよりもかなり楽になります、寿命もガスコンロよりも長くなるので家計にかかるコストを削減できるはずです。

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