ダイキンのエコキュートのフルオートタイプ、 オートタイプをご検討中の方へ【徹底解明】

2021年1月3日

ダイキンのエコキュートのフルオートタイプ、 オートタイプをご検討中の方へ【徹底解明】

ダイキンというと、空調機器メーカーのイメージが強くありますが、実はエコキュートメーカーでもあります。
ダイキンのエコキュートは、細やかなかゆいところに手が届くような便利機能が多くあり、家庭の多様化するスタイルに適したものを選ぶためにおすすめです。
ダイキンのエコキュートのシリーズとしては、フルオートタイプ、オートタイプ、給湯専用らくタイプがラインナップされています。
ここでは、ダイキンのエコキュートのフルオートタイプ、 オートタイプをご検討中の方へ、ダイキンのエコキュートの機能について徹底解明してご紹介します。

■ダイキンのエコキュートのシリーズ

ここでは、ダイキンのエコキュートのシリーズについてご紹介します。
ダイキンのエコキュートのシリーズとしては、フルオートタイプ、 オートタイプがあります。
なお、ここでご紹介する年間給湯保温効率(JIS)、寒冷地年間給湯保温効率(JIS)は、JIS C9220に基づき算出した値です。
また、寒冷地年間給湯保温効率(JIS)は、2013年基準3地域の盛岡で使用されることを想定して算出した値です。
運転モードの設定や地域、使用状況などによって違います。
2017年度省エネ基準達成率については、「エネルギーの使用合理化に関する法律」(省エネ法)施行令(トップランナー関連)の一部が改正され、対象機器としてエコキュートが追加され、2013年3月に2017年度省エネ基準値が想定世帯、貯湯容量、仕様、保温機能有無、貯湯缶数によって36の区分で決められました。

ダイキンのエコキュートのフルオートタイプ、 オートタイプをご検討中の方へ【徹底解明】

●フルオートタイプ

フルオートタイプとしては、一般地仕様の角型パワフル高圧と角型、薄型パワフル高圧、寒冷地仕様(一般地・寒冷地兼用)の角型パワフル高圧がラインナップされています。

・一般地仕様の角型パワフル高圧
EQ37VFHVは、タンク容量が370L(3人~5人用)、年間給湯保温効率(JIS)が3.3(JIS C 9220:2018)、3.3(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分17)です。
EQ46VFHVは、タンク容量が460L(4人~7人用)、年間給湯保温効率(JIS)が3.3(JIS C 9220:2018)、3.3(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分17)です。

・一般地仕様の角型
EQN37VFVは、タンク容量が370L(3人~5人用)、年間給湯保温効率(JIS)が3.3(JIS C 9220:2018)、3.3(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分17)です。
EQN46VFVは、タンク容量が460L(4人~7人用)、年間給湯保温効率(JIS)が3.3(JIS C 9220:2018)、3.3(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分18)です。

・一般地仕様の薄型パワフル高圧
EQX37VFTVは、タンク容量が370L(3人~5人用)、年間給湯保温効率(JIS)が3.0(JIS C 9220:2018)、3.0(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が107%(区分18)です。
EQX46VFTVは、タンク容量が460L(4人~7人用)、年間給湯保温効率(JIS)が3.0(JIS C 9220:2018)、3.0(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が107%(区分18)です。
EQ37VFTVは、タンク容量が370L(3人~5人用)、年間給湯保温効率(JIS)が2.8(JIS C 9220:2018)、2.8(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分18)です。
EQ46VFTVは、タンク容量が460L(4人~7人用)、年間給湯保温効率(JIS)が2.8(JIS C 9220:2018)、2.8(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分18)です。

・寒冷地仕様(一般地・寒冷地兼用)の角型パワフル高圧
EQ37VFHVは、タンク容量が370L(3人~5人用)、年間給湯保温効率(JIS)が2.7(JIS C 9220:2018)、2.7(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が107%(区分21)です。
EQ46VFHVは、タンク容量が460L(4人~7人用)、年間給湯保温効率(JIS)が2.8(JIS C 9220:2018)、2.8(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分21)です。
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●オートタイプ

オートタイプとしては、一般地仕様の角型パワフル高圧がラインナップされています。
EQ37VSVは、タンク容量が370L(3人~5人用)、年間給湯保温効率(JIS)が3.2(JIS C 9220:2018)、3.2(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分19)です。
EQ46VSVは、タンク容量が460L(4人~7人用)、年間給湯保温効率(JIS)が3.2(JIS C 9220:2018)、3.2(JIS C 9220:2011)、目標年度:2017年度省エネ基準達成率が100%(区分19)です。

■ダイキンのエコキュートの便利機能

ダイキンのエコキュートの便利機能としては、昼間シフト、昼間休止、沸き上げ休止設定、沸き増し、おまかせ/たっぷり/少なめ、スマートおまかせ運転、じゃ口閉め忘れを知らせ、給湯量お知らせ、があります。
便利機能は、フルオートタイプとオートタイプの全ての機種が対応しています。
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●昼間シフト

昼間シフトの機能は、太陽光発電を利用してお湯を効率良く沸かすものです。
明日が晴れの予報であれば、簡単にリモコンで設定ができます。
太陽光発電の余剰電力によって、お湯をお得に沸き上げます。
従来は、夜間に次の日に必要なお湯を沸き上げていましたが、夜間の沸き上げを抑えて、次の日の昼間にシフトすることによって、太陽光発電の余剰電力を利用して沸き上げます。
次の日の昼間の沸き上げ時間までに必要なお湯の量を夜間に沸き上げして、設定した時間からの必要分を太陽光発電の余剰電力を利用して沸き上げます。
次の日の昼間の沸き上げ時間は、リモコンで10時、13時、15時、17時から手動で設定ができます。

なお、夜間に貯湯タンク容量の50%は最低でも沸き上げします。
昼間シフトの機能は、優先的に太陽光発電の余剰電力が使えるものではありません。
発電量や天候によっては、太陽光発電の余剰電力によって昼間の沸き上げを賄う事ができなくて、購入する電力が多くなることがあります。
お湯が不足すると予想されるときは、昼間シフトの機能の設定に関係なく、昼間に沸き増しすることがあります。
太陽光発電の余剰電力は、自家消費の方が売電するよりお得です。
というのは、売電価格は年々下がっており、2009年度は1kWあたり48円でしたが、2019年度は1kWあたり24円になっているためです。
なお、電力会社によって売電価格は違っています。
また、2009年からスタートした太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)で決められた買取義務保証期間は10年間で、2019年11月からこの10年間の期限が順次終わるようになってきました。
このようなことから、太陽光発電の余剰電力は賢く使う方がお得になっています。

●昼間休止

昼間休止の機能は、昼間の沸き上げを止めて、夜間の時間帯にお湯を沸き上げします。
お湯をあまり使わない日に、昼間休止の機能は使ってください。

●沸き上げ休止設定

沸き上げ休止設定の機能は、不在のときに沸き上げを日数設定で休止するものです。
数日間旅行に行くなどでお湯を使わないときなどに、2日間~30日間沸き上げを停止するように設定ができます。

●沸き増し

沸き増しの機能は、お湯を多く使いたいときに追加で2つの満タンモード(12時間満タン、1回満タン)でお湯を沸き上げます。
12時間満タンは、急な来客でお湯が多く必要なときにおすすめです。
設定してから貯湯タンクのお湯が12時間継続して少なくなると、満タンになるまで沸き上げます。
1回満タンは、昼間にお湯を多く使ったときにおすすめです。
貯湯タンクのお湯を、満タンになるまで1回だけ沸き上げます。
お湯をいつもより多く使ったときなどに、夜間のために設定しておくと便利です。
「残り湯量表示」は、熱量基準方式で正確に貯湯タンクの湯量がわかります。
貯湯タンクの中のお湯が持っている熱量によって、42℃換算で使える湯量を表示します。
なお、「残り湯量表示」の1目盛りは100L相当です。

●おまかせ/たっぷり/少なめ

おまかせ/たっぷり/少なめの機能は、生活スタイルに応じて、おまかせモード、たっぷりモード、少なめモードの中から最も適した湯量設定を選ぶことができます。
おまかせモードは、毎日の使う湯量を学習して自動的に適切な湯量を沸き上げます。
たっぷりモードは、おまかせモードに比較して、自動的に多めの湯量を沸き上げます。
なお、このときは消費電力が多くなることがあります。
少なめモードは、あまりお湯を使わないときにおすすめです。

●スマートおまかせ運転

スマートおまかせ運転の機能は、お湯を使うパターンを学習して無駄なく沸き上げます。
家族の生活パターンを、過去の1週間の1時間ごとのお湯の使用量のデータから分析します。
これに基づいて、1日の使用湯量の想定パターンを作るため、無駄なく沸き上げます。

●じゃ口閉め忘れお知らせ

じゃ口閉め忘れお知らせの機能は、お湯がじゃ口やシャワーから少し流れ続けていることを検知すると、閉め忘れをアラームと表示で知らせます。
設置している全てのリモコンが知らせてくれるため安心です。

●給湯量お知らせ

給湯量お知らせの機能は、リモコンにシャワーやじゃ口で使った給湯量を表示して知らせます。

■快適・安心
ダイキンのエコキュートの快適・安心機能としては、スマート貯湯、ターボ沸き上げ、沸き増し能力アップ、あらかじめ霜取り、ツイン給湯、パワフル高圧給湯(320kPa)、マイクロバブル入浴、温浴タイム、チャイルドロック、非常用水取出し、降雪対応ファン設定、2ヶ所同時給湯、があります。
パワフル高圧給湯(320kPa)は、EQN46/37VFVを除くフルオートタイプだけが対応しています。
温浴タイムは、フルオートタイプの角型が対応しています。
マイクロバブル入浴は、フルオートタイプだけが対応しており、別売のマイクロバブルアダプターが必要です。
これ以外の快適・安心機能は、フルオートタイプとオートタイプの全ての機種が対応しています。

●スマート貯湯

スマート貯湯の機能は、立ち上がりのときなどで十分にお湯が沸き上げ温度になっていないときに、状況によって適切な貯湯タンクの位置に入れることによって最適に使用湯量を保ちます。

●ターボ沸き上げ

ターボ沸き上げの機能は、しっかり割安な時間帯に沸き上げます。
外気温が冬のシーズンなどで低いために沸き上げ能力が下がると、自動的にパワーアップします。
沸き上げが夜間の時間帯に終わるように自動制御します。
なお、割安な電気代の時間帯はそれぞれの電力会社によって違います。
沸き上げ能力は、据付状態や外気温によって変わります。
沸き上げすることを、全ての状況で保証するものでは必ずしもありません。

●沸き増し能力アップ

沸き増し能力アップの機能は、お湯の急な使用で湯切れが発生しそうになっても、パワフルな沸き増し運転を自動的に行います。
普通の約1.3倍の加熱能力でお湯を急いで沸かすため、湯切れの心配が少なくなります。
お湯を沸かすためにかかる時間としては、ダイキンの試算によると次のようになります。
シャワー1回分(80L)のお湯を沸かすためにかかる時間は、2017年モデルのEQ46TFVは30分間ですが、2020年モデルのEQ46VFVは23分間に短くなります。
また、お湯はり1回分(180L)のお湯を沸かすためにかかる時間は、2017年モデルのEQ46TFVは67分間ですが、2020年モデルのEQ46VFVは52分間に短くなります
なお、普通の沸き増し運転に比較して、消費電力量が最大40%アップすることがあります。
また、季節や運転状況によっては、起動するときに時間がかかることがあります。

●あらかじめ霜取り

あらかじめ霜取りの機能は、沸き上げ運転した後、霜がヒートポンプユニットについていると霜取り運転をすぐに始めます。
沸き増しが急に必要なときに備えます。
浴槽の残り湯の状態によっては、運転しないことがあります。

●ツイン給湯

ツイン給湯の機能は、浴槽と台所で違った温度の設定ができます
例えば、40℃の高温でお湯はりしながら、洗い物やシャワーは肌に心地いいちょっと低めの38℃の温度で給湯ができます。
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●パワフル高圧給湯(320kPa)

パワフル高圧給湯(320kPa)の機能は、3階でのパワフルシャワーだけでなくて、2ヶ所同時給湯であるためお風呂も台所も快適です。
従来の300kPaのパワフル高圧をさらにパワーアップして、ダイキンのみの320kPaの高圧給湯を実現しました。
ダイキンのエコキュートは、シャワーや台所でお湯がたっぷり使える暮らし想いのものです。
なお、3階で湯はりするときは別売品の風呂水位センサーが必要です。
給水圧力が低いときは、性能が十分に得られないことがあります。
給水・給湯配管が細かったり、給水元圧が低かったりしたときなどは、給湯量が少なくなることがあります。

給湯量は、シャワーヘッドの種類などでも変わることがあります。
パワフル高圧給湯(320kPa)であるため、シャワーも爽快です。
1階でも3階でも、十分なシャワー流量で使い心地が快適です。
なお、シャワー流量の目安の条件としては、給水圧力が320kPa、タンク内温度が75℃〜85℃、給水温度が15℃、混合水栓からの出湯温度が40℃のときです。
湯水混合栓などの使用状況や配管施工上の条件などによって、シャワーの流量のばらつきが多少出ることがあります。

1分間あたりのシャワーの流量の目安としては、次のようになります。
給湯配管径が16Aのときは、1階が約18L、2階が約16L、3階が約15Lです。
また、給湯配管径が20Aのときは、1階が約20L、2階が約18L、3階が約17Lです。
なお、シャワー流量としては、1分間あたり10Lが確保できると快適であるといわれています。

パワフル高圧給湯(320kPa)であるため、お湯はりもスピーディーです。
約180Lのお湯はりも、1階であれば約11分間~14分間で終わります。
パワフル高圧給湯(320kPa)で、ぐんとお湯はり時間も短くなります。
パワフル高圧給湯(320kPa)の浴槽(約180L)へのお湯はり時間の目安としては、次のようになります。

1階の浴槽のときは約11分間~14分間、2階の浴槽のときは約13分間~17分間、3階の浴槽のときは約16分間~19分間です。
なお、3階の浴槽のときは、別売品の風呂水位センサーが必要です。
浴槽へのお湯はり時間の条件としては、給水圧力が320kPa、貯湯タンク内温度が75℃〜85℃、風呂配管径が13A、配管長が1階(5m)、2階(9m)、3階(12m)のときです。
現地の配管施工上の条件などによって、お湯はり時間のばらつきが多少出るときがあります。

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●マイクロバブル入浴

マイクロバブル入浴の機能は、オプションで、別売品のマイクロバブルアダプターが必要です。
マイクロバブル入浴の機能は、入浴の快適性をアップするものです。
吸気ユニットから取り込んだ空気が、微細な約0.005ミリ~0.05ミリの泡になって浴槽の中に噴き出します。
マイクロバブル入浴は、体が温まり、すべすべの潤い感をお肌にもたらすといわれています。

吸気ユニットやマイクロバブルアダプターは、取り付けが簡単な施工でできます。
マイクロバブル入浴は、ポカポカ感が微細な泡の作用による効果で期待できます。
個人によって効果は違っており、季節、お湯の温度、浴室の構造などによっては、希望するような効果が期待できないことがあります。

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●温浴タイム

温浴タイムの機能は、リモコンでお好みの湯温モードが簡単に選べ、一定に浴槽の湯温を保ちます。
さらに、浴槽のお湯を循環しているため、冷めた配管内のお湯が流れ込んで不快になることもありません。
湯温モードは、あつめ、ぬるめ、いつもと同じ、さらにぬるめから選べます。
あつめは、ふろ設定温度から1℃上げます。
ぬるめは、ふろ設定温度から1℃下げます。
いつもと同じは、ふろ設定温度にします。
さらにぬるめは、風呂設定温度から2℃下げます。
温浴タイム保温とは、次のようなものです。
保温運転を10分間の温浴タイム中に行うものです。
継続的に浴槽のお湯を循環させて、常時湯温を監視します。
湯温の変化を検知すれば、すぐにいつでも追いだき運転をして、湯温を保ちます。
浴槽に冷めた配管内の湯が流れ込む不快感はありません。
貯湯タンクの湯や水と浴槽のお湯を熱交換することによって、浴槽の湯量が同じで湯温を上げたり下げたりすることができます。

●チャイルドロック

チャイルドロックの機能は、小さな子供さんが一緒でも安心です。
ロック機能がリモコンの操作ボタンには付いているため、子供さんが入浴しているときなどのいたずらを防止することができます。
約3秒間メニューを押すと、チャイルドロックを設定したり、解除したりすることができます。
チャイルドロックを設定すると、鍵マークが画面に表示されます。

●非常用水取出し

非常用水取出しの機能は、非常用水として貯湯タンク内の湯や水を使うことができます。
災害などよって断水したときは、生活用水として貯湯タンク内の湯や水が使えるように標準で非常用水コックを装備しています。
なお、高温のお湯が出るときがあるため、火傷などしないように注意してください。

●降雪対応ファン設定

降雪対応ファン設定の機能は、降雪でヒートポンプユニットの送風ファンが運転できなくなることを防止します。
なお、寒冷地仕様の機種は切の設定ができません。

●2ヶ所同時給湯

2ヶ所同時給湯の機能は、家族全員が快適で嬉しくなります。
台所で洗い物をしたり、シャワーを浴びたりしているときも、快適に使える豊富な流量です。

●いろいろな入浴剤に対応

ダイキンのエコキュートは、(株)バスクリンの入浴剤のバスクリン、日本の名湯、きき湯、ソフレ、温美浴のそれぞれのシリーズの商品が使えます。
従来は使えなかった入浴剤のにごり湯なども使え、お風呂が好みの入浴剤でより楽しめます。
なお、入浴剤の詳しいことについては(株)バスクリンのホームページを確認してください。

入浴剤を使うときは、次のようなことに注意してください。
ここでご紹介した以外のシリーズの入浴剤や(株)バスクリン製以外の商品、アルカリ・酸・塩・硫黄などが含まれている入浴剤・温泉水は、配管などの腐食やふろ循環ポンプの不具合の要因になるため使わないでください。
入浴剤を使うときは、成分を表示書きなどでチェックして、固形物が含まれている生薬、とろみ成分が含まれているものは使わないでください。
入浴剤が入っているお湯を追いだきすると、配管の汚れがごくまれに発生することがあるため、エコキュートの「ふろ配管洗浄」を行うようにしてください。
入浴剤の注意事項を十分にチェックしてください。

●スマホアプリの「ふろロク」で楽しいバスライフ

指先をカメラに当てるのみで、簡単にあなたの「キモチ」がチェックできます。
測定した結果によって、おすすめの入浴を過去の記録の「記ロク」から選べます。
さらに、「キモチ」の変化を入浴した後の状態を測ってチェックしたり、SNSに結果を投稿したりすることもでき、楽しくて快適なバスライフをサポートします。
スマホアプリの「ふろロク」の対応機種は、AndroidTM 4.4~7のスマートフォン、iOS8~10のiPhone5以降のiPhoneです。

サービスを利用するときは、専用アプリをダウンロードする必要があります。
なお、タブレット端末ではスマホアプリの「ふろロク」は使えません。
スマホアプリの「ふろロク」のダウンロード、サービスの利用については、インターネットに接続できる環境、通信費などが別に必要です。
利用する前に、必ずスマホアプリの「ふろロク」に対応している機種かチェックして下さい。

機種によってはスマホアプリの「ふろロク」が利用できません。
スマホアプリの「ふろロク」の仕様、詳しい設定方法、Q&Aなどについては、下記のサイトをチェックしてください。
https://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/furoroku/
スマホアプリの「ふろロク」は、フラッシュライトと背面カメラがない機種は使えません。

■お風呂

ダイキンのエコキュートのお風呂機能としては、ふろ自動、自動保温、自動たし湯、自動たし湯入切設定、追いだき、たし湯、高温たし湯、たし水、エコふろ保温、自動ふろ配管洗浄、ふろ配管洗浄、お湯はりおしらせ、があります。
フルオートタイプは、全ての機能に対応しています。
オートタイプは、ふろ自動、たし湯、高温たし湯、たし水、に対応しています。

●お風呂の機能

ここでは、お風呂の機能についてご紹介します。

・ふろ自動
ふろ自動の機能は、ボタンを押すとお湯はりを始め、お湯張りが終わると「自動保温」を継続します。
追いだき、自動たし湯も必要によって行い、快適な状態を保ちます。

・自動保温
自動保温の機能は、ふろ自動運転中に、貯湯タンク内のお湯の熱を使って設定した温度に応じて自動で保温をします。
・自動たし湯
自動たし湯の機能は、ふろ自動運転中に、設定した湯量に応じて自動でたし湯をします。

・自動たし湯の入・切
自動たし湯の入切の機能は、たし湯は行わないで、保温のみを行いたいときに使います。

・追いだき
追いだきの機能は、お風呂のお湯の量を変えないで温め直します。

・たし湯
たし湯の機能は、ふろ設定温度で約20L注湯します。
給湯とふろ注湯は同時にできます。

・高温たし湯
高温たし湯の機能は、約30L(オートタイプは約20L)の高温のお湯を注湯して、お風呂を温めます。
追いだきよりも、高温たし湯はすばやく温まります。
急速モードにするとオートタイプは80℃になります。

・たし水
たし水の機能は、約10L注水します。

・エコふろ保温
エコふろ保温の機能は、お風呂の冷め方を学習して、温度チェックの回数を人が入浴していないときに少なくすることによって、効率良く保温運転を行なって省エネ性をアップします。

・お湯はりおしらせ
お湯はりおしらせの機能は、音声でお湯はり完了を知らせます。

●自動ふろ配管洗浄(かんたん洗浄)

自動ふろ配管洗浄(かんたん洗浄)の機能は、お風呂の栓を抜くとふろ配管内に残った水を自動で注水して洗い流します。
リモコンで手動洗浄も簡単にできるため、日常の掃除に使うことができます。

●ふろ配管洗浄(しっかり洗浄)

ふろ配管洗浄(しっかり洗浄)の機能は、洗浄剤を使って、さらに半年に1回以上のしっかり洗浄できれいになります。
洗浄剤は市販されている推奨洗浄剤を使ってください。
すすぎ運転を洗浄した後に行ってください。
詳しいことについては、ダイキンのエコキュートの取扱説明書を確認してください。

■リモコン

ダイキンのエコキュートのリモコン機能としては、エコ確認、コミュニケーション(通話)、設定ナビ表示、サービスTEL表示、試運転ナビ、があります。
フルオートタイプ、オートタイプは、全ての機能に対応しています。

●エコ確認

エコ確認の機能は、家庭の省エネをワンポイントアドバイスしてくれます。
リモコンの液晶画面で、気がつきにくい長時間のお風呂の保温やお湯の出しっぱなしなどの無駄を知らせて、賢い節約方法をアドバイスします。

●コミュニケーション(通話)

コミュニケーション(通話)の機能は、浴室とキッチンで会話ができます。
浴室とキッチンで、リモコンを通して会話ができます。
例えば、食事の準備ができたときやシャンプーやボディソープを使い終わったときなど、家族のちょっとしたコミュニケーションに非常に便利です。

●設定ナビ表示

設定ナビ表示の機能は、困ったときの安心機能で、設定方法も教えてくれます。
設定方法をわかりやすく取扱説明書のように表示して、順番にナビゲートしてくれます。
「エラーコード」は、対応方法まで具体的に教えてくれます。
なお、「エラーコード」で全て表示されるということではありません。

●サービスTEL表示

サービスTEL表示の機能は、修理お問い合わせ先を表示します。
連絡先として販売店やダイキンコンタクトセンターを登録すると、サービスTEL表示で連絡先が表示されます。
故障したときなどに、連絡がすぐにできるため便利です。

●試運転ナビ

試運転ナビの機能は、エコキュートを施工するときの手順をリモコン表示部に次々と表示します。
エコキュートを施工するときに通電すれば試運転ナビゲーションがスタートして、手順を次々とリモコンの表示部に表示します。
エコキュートの試運転が終わるまで確実にナビします。

ダイキンのエコキュートのフルオートタイプ、 オートタイプをご検討中の方へ【徹底解明】

■その他

ダイキンのエコキュートのその他機能としては、電力契約設定(電力プラン設定/マニュアル設定)、電力抑制設定、ピークカット設定、ECHONET Lite Release.I 規格準拠、があります。
電力契約設定(電力プラン設定/マニュアル設定)は、2016年4月からの新電力プランに対応しています。
フルオートタイプ、オートタイプは、全ての機能に対応しています。

●電力契約設定(電力プラン設定/マニュアル設定)

電力契約設定(電力プラン設定/マニュアル設定)の機能は、電力自由化によって多様化する10電力会社の電力メニューに対応しています。
さらに、マニュアル設定を設けて、新電力や新しく今後設定される電力メニューにも対応できるようにしています。

●電力抑制設定

電力抑制設定の機能は、沸き上げするときの消費電力を抑える設定です。
なお、沸き上げする時間は長くなります。

●ピークカット設定

ピークカット設定の機能は、消費電力を抑えたい夜間以外の時間帯を設定すると、湯切れの恐れがあるときを除いてその時間帯は沸き上げを行わないため、夏のピーク時の節電も期待できます。

●ECHONET Lite Release.I 規格に対応

ECHONET Lite Release.I規格に対応した別売品の無線LAN接続アダプターを接続すると、ECHONETLite/AIF認証対応HEMSと連携することができます。
そのため、太陽光発電の余剰電力を新築ZEH住宅で利用したり、再生可能エネルギーを利用したりすることができます。
なお、連携するためには、ECHONETLite/AIF認証対応HEMSと接続する必要があります。

まとめ

ここでは、ダイキンのエコキュートのフルオートタイプ、 オートタイプをご検討中の方へ、ダイキンのエコキュートの機能について徹底解明してご紹介しました。
ダイキンのエコキュートの機能としては、便利、快適・安心、お風呂、リモコン、その他、があります。
ダイキンのエコキュートを購入したいと思っている方は、ここでご紹介したフルオートタイプ、 オートタイプの機能についてぜひ参考にしてください。


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