足し湯と追い焚き

2020年6月16日



エコキュートを導入して足し湯や追い炊きのような機能についてご案内させて頂きます。
近年では給湯器も多様化しており、お湯を作るためのエネルギー源すら異なる事も現在では多々ございます。

ガスをエネルギーとしたガス給湯器が今までメインでしたが、環境への負荷も大幅に軽減できるエコキュートの人気が急上昇している昨今でございます。
エコキュートは電気でお湯を沸かす給湯器ですが大気中の熱を効率よく使ってお湯を作る仕組みとなっているため、ガス給湯器と比較してもCO2の排出量を大幅に削減可能です。

年々エコキュートに付属されている機能はどんどん進化しています。
もともとお風呂というものは自分で蛇口を開いて、必要な量が溜まったのを確認してお湯を止めなければいけないものでした。

お湯がぬるくなったり減ってきたら自分で差し湯をする事が必要だったのですが、最新のものはボタン一つで全ての作業を自動で行ってくれます。

これは足し湯や追い炊きと呼ばれる機能の事ですが、それぞれの意味を正確に理解できていない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
知っておきたい、足し湯と追い炊きの違いをご案内させて頂きます。

エコキュートは追い炊きできない?

エコキュートに関するイメージ一つとして追い炊きできないというものがあります。
エコキュートはお湯を沸かして貯湯タンクに貯め置きしておき、必要な時に水を混ぜ合わせて適温のお湯を給湯するというもののためそのイメージが付いてしまっております。

作り置きされているお湯を水で薄めて利用する給湯システムなので追い炊きはできないと考える人がいても無理はありません。
エコキュートには足し湯という機能が搭載されており、エコキュートを開発・販売するメーカー側では足し湯を利用することを推奨してます。

一方、エコキュートにも追い炊き機能はきちんとついております。
エコキュートは搭載する機能によって3つのタイプに分かれており、追い炊きや足し湯ができるタイプのエコキュートはフルオートと呼ばれます。

フルオート以外にもオートや給湯専用タイプのエコキュートがあるのですが、これらには足し湯と追い炊き機能はございません。
タイプの違いによって、出来ることがかなり違ってきますので注意しましょう。

エコキュートの追い炊き機能

追い炊きはお湯を沸かし直しをすることでぬるくなったお湯に熱いお湯を追加するのではなく、今あるお風呂のお湯を沸かし直しすることを指しています。
このようなイメージによりエコキュートは追い炊きできないと考える人がおり、実際にエコキュート導入の際には追い炊き仕組みについて質問を受けることは多いです。

エコキュートの追い炊きはタンク内の熱湯を使うのは間違いないのですが、タンクの熱湯の熱を熱交換器を利用して浴槽のお湯を温め直すという仕組みになっております。

浴槽にあったお湯をタンクにもう一度入れ直すという事ではなく、浴槽の湯を温め直すことが可能です。



注意点

エコキュートへの入れ替えを考えている方に注意していただきたいのは、エコキュートの追い炊き機能を利用すると使用可能湯量が減ってしまうということです。
追い炊きはタンクの熱湯を使うわけではないのに湯量は減らないと考えてしまう人が多いと思います。

追い炊き機能の使用前後でリモコンのモニターに表示されているタンク内の残り湯量を確認してみると、追い炊き後には減ってしまいます。
とても不思議な現象ですがエコキュートの仕組みを思い出していただければご理解いただけるはずです。

エコキュートのモニターに表示される湯量というのはタンク内に入っている湯量を表示しているのではなく、適温にした場合に使用できるお湯の量を計算して表示しているという仕組みからなります。エコキュートはタンク内の熱湯に水を混ぜ合わせて適温にした状態で給湯を行うのです。

タンク容量が370Lと記載されているエコキュートでも、実際にはもっと多くの量の湯を使用可能です。追い炊き機能はタンク内の熱湯の熱を利用してぬるくなったお湯を温め直す仕組みです。

タンク内のお湯は量こそ減りませんが熱交換している分の熱量が減ってしまいタンク内のお湯の温度が下がります。そうすることで適温にしたお湯の量が減ってしまうというか仕組みになります。

足し湯

エコキュートには足し湯や高温足し湯という機能が存在します。
同じ足し湯なのですが、少し意味が違うのでそれぞれの意味をきちんと覚えておきましょう。

足し湯機能はタンクの熱湯と水をまぜて適温のお湯を追加する機能になりますが、高温足し湯はタンク内の熱湯をほとんど薄めず60℃~80℃の高温状態で足し湯をする機能にあります。

このように同じ足し湯だとしても微妙に意味が違うのです。
この違いを押さえておかなければ間違った状況で間違った機能を利用してしまい、余計な光熱費が掛かってしまいます。

温度は問題ないがお湯の量が足りない時に足し湯、お風呂がぬるくなってしまったから設定温度まで温めたい場合に高温足し湯というイメージをしておくとよいでしょう。

どっちがお得?

ぬるくなったお風呂を温めるには高温足し湯と追い炊きならどっちがお得か気になっている人が多いでしょう。どちらもお風呂を再度温め直すことができる機能ですが、やり方が異なるのです。

追い炊きはぬるくなった浴槽のお湯を循環させ温め直します。
新たにお湯を追加しないので水道代はかからない事になります。

高温足し湯はぬるくなったお風呂の湯を少し減らして、高温のお湯を追加して温め直します。水道代も多少かかるということが現実的に起こります。

最終目的は同じなのですがやり方がかなり異なるのがわかりますね?
どちらがお得か結論からいうと、お風呂の温め直しは高温足し湯の方がお得です。

追い炊きはタンクのお湯の熱を熱交換器を使って間接的に温める手法となります。
直接的に高温のお湯を追加する方が効率的なのです。

水道代よりお湯を沸かす料金の方が深夜料金利用のエコキュートであっても高くなってしまうため、金銭的にも高温足し湯の方がお得になります。
機能の名称だけでは具体的にどういった仕組みになっているのかがわかりにくいため、何ができるのかイマイチ分からないという方は少なくないのです。

エコキュートへの入れ替えをご検討中の方で、エコキュートの機能に関するご不安がある場合はお気軽にみずほ住設までお問い合わせください。
お客様のご要望や機能的な質問に対して丁寧にお答えさせて頂きます。


PAGE
-TOP