エコキュートは延命できるのか?短命にしてしまわないか?

2020年4月26日

エコキュートの人気がどんどん上がっているのはご存知でしょうか?一般家庭で給湯器といえば、まだまだガス給湯器をイメージする方が多いのは事実ですが、オール電化住宅の人気と共に給湯器に関しても電気を利用するエコキュート需要が非常に高くなってきております。


エコキュートはエアコンにも利用されているヒートポンプの技術が使用されているため、大気中の熱を効率よく利用して少ない電気でお湯を沸かすことができるのです。瞬間的に湧き上げるガス給湯器と異なり、予め貯湯タンクにお湯を貯め置きしておくという形なので電気料金契約を上手に使って家計にかかる給湯コストを大幅に削減可能になります。


ガスと比較した場合のデメリットは設置のために設置スペースがガスより必要になる点や設置工事が大掛かりになるため、導入コストが割高になってしまう点です。エコキュートは長期で上手に使うことでガスとの導入コストの差額は埋められるため、ガス給湯からエコキュートに入れ替えする方が昨今非常に多い傾向がみられます。


しかしながら、エコキュートの導入を考えた場合にはいくつか注意するポイントがございます。
今まではガスを利用していたという方であれば生活の中で意識しておかなければならないポイントが変わってしまいます。


エコキュート導入コストを取り返そうと思えば、できる限り長く使用できるように注意しなければいけません。
エコキュートの寿命を縮めてしまうポイントやできるだけ長く同じ製品を利用するための方法を検証していきましょう。








これがエコキュートの寿命を縮める!


一般的なエコキュートの耐用年数は10~15年程度とされています。エコキュートは販売開始が2001年なので寿命に関するデータがまだ少ないため、メーカー、販売業者が公表している一般的な寿命はあくまでも目安として考えた方が良いでしょう。


エコキュートの人気の高さから最近では多くのメーカーが開発に参入しており、エコキュートの性能や耐久力もどんどん向上しております。きちんと使用方法を守って小まめにメンテナンスさえしていれば、耐用年数を過ぎたとしても問題なく使用できるようになります。


エコキュートは様々な部品が複雑に組み合わさった形式ですので、使い方を間違ってしまうとかなり早く故障してしまう可能性もあるのです。エコキュートの寿命を縮めてしまう危険があるポイントをいくつかご紹介します。


水質


毎日使用している水の水質に注目するような方はほとんどいないでしょうか?しかし、エコキュートは水質が寿命に影響を与えてしまう可能性があるため注意しなくてはなりません。


通常の水道水を利用していれば何の問題もないのですが、使用地域によっては井戸水を利用しているご家庭などがまだ残っています。
通常井戸水や地下水、温泉水等を利用しているご自宅の場合はエコキュートを販売するメーカーが寿命の保証をしておりません。


上記エリアでエコキュートを設置しても水質が原因でエコキュートの故障が発生したとしても無料保証対象から外れてしまうのです。
このことからエコキュート使用で水質に問題がある場合は、有償延長保証などに加入しておくことも考えなければなりません。


地下水や井戸水に対応したエコキュートも最近では何種類も登場しています。こちらのエコキュートなら水質を原因にメーカー保証の対象外になってしまうこともありませんので、井戸水を利用している方はこのような特殊環境対応型のエコキュートを選択すべきです。


入浴剤


毎日のお風呂を楽しみにしており入浴剤を入れる事を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
ただ、エコキュートを導入する場合は使用する入浴剤に注意が必要です。


エコキュートの購入時に付属されている取扱説明書にも必ず記載されていますが、導入する機種によって使用可能な入浴剤や使用不可の入浴剤を確認する必要があります。全部の入浴剤が使用できなくなるわけではないのですが特徴を認識しておくと良いでしょう。


* にごりタイプ
* 硫黄、酸、アルカリ、塩分含有タイプ
* 薬草、ゆず、茎などの固形物残存タイプ
* とろみがあるタイプ
* 炭酸カルシウムタイプ


このような入浴剤を利用するとエコキュートが故障してしまう可能性があります。メーカーや機種によって利用できる入浴剤が異なるため、取扱説明書などで適用入浴剤を予め確認してから運用を始めましょう。





長持ちさせるには?


せっかく設置したエコキュートを可能な限り長く利用するためにはどうすれば良いのでしょうか?どのような製品でも同じですが、ご家庭の設備ならできるだけ長く使用したいと考えるのは誰でも同じですよね?


最も重要なポイントは日々のお手入れをに尽きます、エコキュートは多くの電子部品などが利用されています。
何のお手入れもせずに使用するとかなり早くダメになってしまう危険があるので、利用する場合は定期的にお手入れをしてあげましょう。


貯湯タンク


エコキュートは深夜帯の安い電気でお湯を作り、それをタンクに貯めておくという仕組みです。貯湯タンクのお手入れが非常に重要になる事が想像できますね?


タンクの中はキレイなお湯が貯まっているだけですのでお手入れ不要と考える人もいますが、実は水道の不純物がタンクに溜まってしまうのです。長期間お手入れをしないとお風呂のお湯にゴミや湯ドロが混じってしまい不衛生になってしまう点も考えられます。


タンクはステンレス製なので電気温水器と比較すると雑菌が繁殖してしまう心配は少ないですが、汚れは確実に蓄積されるので半年に1回程度の頻度で水抜きを行う事を推奨致します。簡単な水抜き方法をご紹介しますが機種によって方法が異なりますので、水抜きを行う場合は取扱説明書をきちんと確認しましょう。


* タンク下部分のカバーを外して給水配管用の水栓を閉める
* タンク上部にある逃し弁を手前に起こす
* タンク下部分にある排水栓を開ける
* 2〜3分経過したら排水栓を閉じる
* 給水配管用の水栓を開ける
* 排水口から水が出るのが確認して逃し弁を元に戻す


購入後何年も一度も水抜きをしたことがないという場合であれば、汚れが蓄積しすぎて水抜きでは綺麗にすることができない可能性が高いです。その場合は一度専門業者に依頼してタンク内清掃をしてもらう事も検討しましょう。


ヒートポンプユニット


ヒートポンプユニットのお手入れも重要です。ヒートポンプユニットのお手入れは水抜きや空気抜きと呼ばれ、これを長期間放置してしまうとエコキュートの故障原因にもなりかねません。


ヒートポンプユニットのお手入れについては年に2~3回程度行うことを推奨されています。こちらも機種ごとに微妙に手順が異なるのですが参考として記載しておきますが、必ず取扱説明書を確認しましょう。


* 水抜き栓を全て開く。
* 1分以上水抜き栓から水の排水を確認。
* 排水が確認出来たら、水抜き栓を閉じて完了です。


水質、入浴剤の注意点、お手入れ方法などを知っておくとエコキュートの延命ができる点おわかりいただけたでしょうか?
せっかくのエコキュートなのできちんとした知識で少しでも長くお使い頂けるお役に立てますと幸いです。

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