エコキュートの使い方に注意!

2020年6月11日



エコキュートをできるだけ長く使用するための注意点をご案内させて頂きます。
エコキュートは電気でお湯を作るタイプの給湯システムで、ヒートポンプユニットと貯湯タンクが一体になった給湯器となります。

エコキュートは設置上広いスペースを必要です。
それは貯湯タンクが備わっているということで、深夜の電気代が安い時間にお湯を作り置きして日中に使用することで大幅に家計にかかる給湯コストを削減しています。

ガス給湯器のように給CO2を排出することがありませんので、地球環境にも非常に優しい給湯器として近年かなり注目されています。最近では家庭に必要なエネルギーを全て電気でまかなうようにするオール電化住宅も増加しており、それに合わせて給湯システムをエコキュートにするという方が増加している傾向がございます。

エコキュートに関しても他の電気製品と同じく耐用年数がありますので、使用していればいずれ買い替えが必要になります。10~15年程度がエコキュートの寿命と言われているのですが、使い方によってはこれより長くなったり短くなったりするものです。

給湯器は私たちが生活するうえで絶対に必要になるものですので、できるだけ故障もなく長く使えるようにしましょう。
エコキュートの寿命を縮めてしまう使い方や寿命をのばすためのポイントをご案内させて頂きます。

寿命を縮めてしまうポイントは?

エコキュートは販売開始が2001年ということもあり、まだまだ寿命に関するデータ量は少なくて正確な数字とはいえない所もございます。近年では性能もどんどん向上していますので、認知されている耐用年数よりも長く使用できる場合も多々あることでしょう。

使い方を一つ間違ってしまうとエコキュートの寿命を縮めてしまうこともありますので注意が必要です。
エコキュート使用上の注意点をご案内させて頂ければと存じ上げております。

水質

ご家庭で使用する水の水質はエコキュートに影響を与えて、寿命を減らしてしまう恐れがあるのです。
特に注意が必要なのは温泉水、地下水、井戸水、硬水を使用するエリアです。

こういった水を使用する場合にはメーカーも通常の寿命を保証しておりません。
水質が原因でエコキュートが故障した場合は無償保証が利用できませんので、こういった地域でエコキュートを利用する場合はあらかじめ有償延長保証などに加入しておくのが良いでしょう。

地下水や井戸水に対応したエコキュートも存在していますので、当該エリアの方は適応タイプのエコキュートを導入しておくのが良いでしょう。
水質を原因にメーカー保証が受けられないこともないので安心してエコキュートを利用することができる状態を作ることができます。

入浴剤

お風呂に入る時には必ず入浴剤を使用している方は多いのではないでしょうか。
しかし、エコキュートを使用する場合は入浴剤に注意する必要があります。

エコキュートの取り扱い説明書にも記載されていますが、使用を禁じられている入浴剤があるのです。
エコキュートの寿命に影響を与えてしまう危険がある入浴剤をご案内させて頂きます。

①にごりタイプのもの

②硫黄、酸、アルカリ、塩分を含むもの

③薬草、ゆず、茎など固形物が含まれているもの

④ミルク成分を含むとろみ系のもの

⑤炭酸カルシウムを含みにごり湯にするもの

このようなタイプはエコキュートの寿命に悪影響を与える可能性があるため、使用しない方が良いです。
エコキュートのメーカーや機種によって使用可能な入浴剤のタイプが異なりますので、きちんと取扱説明書で確認しておきましょう。

使用地域

使用する地域の特性によって寿命に悪影響が出る場合もあります。
特に注意が必要なのは、海の近くの塩害地域や寒い地方の寒冷地です。

こういった場所にお住まいの方は専用タイプのエコキュートが存在していますので、そういったタイプの製品を選ぶようにしましょう。このような地域で通常のエコキュートを購入してしまった場合には塩害や寒冷地対応がなされていないため、故障の確率が大幅に上昇して本来の耐用年数まで使えることはないでしょう。

塩害地域では耐塩害仕様、寒冷地では寒冷地向けと記載されているタイプのエコキュートを選ぶようにしましょう。



寿命をのばすためには?

エコキュートを最低でも耐用年数分は故障もなく使用すると考えるのであれば、最も重要になるのが日々のお手入れです。
エコキュートは電気部品が多く使われている複雑な設備のため、お手入れやメンテナンスを怠ってしまうと本来の耐用年数よりもかなり早く寿命を迎えてしまう可能性が出て来てしまいます。

日々のお手入れをきちんとやっておくだけで10年を超えても何の故障もなく使用できているという方も多いです。
いくつかのエコキュートに関するお手入れ方法を簡単にご案内させて頂きます。

水抜きをする(タンク)
貯湯タンク内は実際に見ることなどあまりありませんが何のお手入れもせずにいると水道水の不純物がタンクの底に溜まってしまい、ゴミ・湯ドロとしてお湯に交じってしまいます。タンクはステンレス製ですので、電気温水器と比較すると雑菌などが繁殖する心配は少ないのです。

それでも半年に1回程度はタンクの水抜きが必要です。
基本的な水抜き手順をご案内させて頂きます。

※機種ごとに手順が微妙に異なる場合がありますので、詳細は購入時に付属されている取扱説明書をご確認ください。

A.タンクの下部カバーを外し、給水配管用の水栓を閉めます。

B.タンクの中央上部に付いている逃し弁カバーを開け、逃し弁を手前に起こします。

C.タンク下部に付いている排水栓を約1~2分間開けます。

D.排水ホッパーが設置されている場合、あふれないように排水してください。

E.約1~2分経過したら排水栓を閉じます。

F.給水配管用の水栓を開けます。

G.排水口から勢いよく水が出ることを確認し、B.で起こした逃し弁のレバーを戻します。

このような流れで行います。
購入してから何年もの間一度も水抜きをしたことが無い場合は既に汚れが溜まり過ぎてしまい、水抜きだけでは汚れを洗い出すことができません。

何年も水抜きを放置していた方はひとまず専門業者にタンクの清掃を依頼して、その後に定期的に自分で行うのが良いでしょう。

水抜きをする(ヒートポンプ)

ヒートポンプユニットの水抜きはヒートポンプユニットを長持ちさせるためには重要です。
ヒートポンプユニットの水抜きは空気抜きとも呼ばれるのですが、これを怠るとヒートポンプユニットの故障原因になってしまいます。

一般的に年に2~3回程度行うのが良いでしょう。
基本的なやり方をご案内させて頂きます。

※機種ごとに手順が微妙に異なる場合がありますので、詳細は購入時に付属されている取扱説明書をご確認ください。

A.ヒートポンプについている水抜き栓をすべて1回転以上回して開来ます。

B.1分間以上水が出ることを確認してますが、水抜き栓は抜かないでください。

C.すべての水抜き栓を閉じて完了になります。

エコキュートの周り

基本的にエコキュートは屋外に設置されます。
設置後数年経つと家族構成などの変化もあり、エコキュートの周りに荷物が増えていくことも考えられます。

エコキュートのヒートポンプ周りに物を置いて側面・背面の吸込口や正面の吹出口を塞いでしまうと、性能低下や故障の原因となってしまう場合があります。
エコキュートを長く故障もなく使用したいと考えるのであれば、エコキュート周辺には何も置かないでスペースを確保しておくのが大事です。

エコキュートに関わらずどのような給湯器も経年で劣化してしまい、いずれ寿命を迎えて買い替えが必要になるのは間違いありません。
いずれ寿命が来るとしても出来るだけ長く使用したいと誰もが考えるものでしょうし、ご案内した内容は是非覚えておきたい注意点でございます。

購入すれば終わりだと思っている方がいますが、実は使用中に小まめにメンテナンスしてあげることが非常に重要になるのです。タンク内の汚れはお風呂のお湯の汚れにも直結する問題ですので、清潔な状態を絶対に保っていなければいけません。

エコキュートのお手入れを忘れないでくださいね!

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